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(20)「自分たちらしくのびのびと、思い切ったプレーを」雲山弘貴 春シーズン終了後インタビュー

ラグビー 2019.07.15

 王者の勢いはとどまることを知らない。Bグループでのスタートとなった関東大学春季大会は全試合で30点以上の大差をつけて勝利。帝京大、東海大など強豪との招待試合でも勝ち星を挙げるなど好調をキープしている。今回は春シーズンの振り返り、そして夏、秋に向けての意気込みを監督、選手たちに伺った。

 

第6回は雲山弘貴(政経2=報徳学園)のインタビューをお送りします。(この取材は6月29日に行ったものです)

 

――春シーズンの振り返りをお願いします。

 「キックの精度や後ろからの指示などフルバックとして求められていることがまだできていないので、課題は多いです。チームとしては、試合中の後半の内容が悪かったですが、Aチームは全部勝てたのでそれは良かったです」

 

――春シーズンで自信になったこと、課題になったことはありますか。

 「全試合で勝つことができて、苦手な相手という意識がなくなってきました。そういういった部分は成長できました。課題はリザーブが入った時の後半です。後半にどうしても点を取られてしまうので、リザーブが入ってきたときからより勢いをつけないといけないです。後半のメンバーはリザーブメンバーが主体なので、打開しようと頑張りますが、それが逆に空回りするという形でミスに繋がっています」

 

――春に15番をつけてみていかがでしたか。

 「まだポジションを勝ち取れたわけじゃないです。ほぼ全試合出ていい経験にはなったと思いますが、フルバックのポジションも、ウイングの石川(貴大・政経3=報徳学園)さん、矢野(湧大・文4=大分舞鶴)さんが伸びてくると、山﨑(洋之・法4=筑紫)さんがフルバックに戻ってきたりするので、怖いですね。全員怖いです(笑)。昨年の山沢(京平・政経3=深谷)さんはフルバックとしての立ち位置とボールのもらい方が上手でした。また、いい場面でボールをもらっているので、そういった部分を参考にさせてもらっています」

 

――今のチームの雰囲気はいかがですか。

 「Aチームは全部勝っているので、それに関しては結構いい状態かなと思います。FWが体を張ってペナルティをもらえているので、BKのファーストフェイズの精度にもつながって全体的にいい調子です。一人一人の能力高いですし、チームとしてもまとまってきています。このまま練習して成長していけば優勝できると思います」

 

――春シーズン最も印象に残っている試合はありますか。

 「早稲田戦(○29-14)です。昨年明早戦に出してもらったんですけど、全然いいプレーはできませんでした。今回もいいプレーができなかったので、早稲田相手に結果が出せてないです。早稲田に対して苦手意識があって、立ち位置とかでも少しのミスで崩されたり、僕のせいでチームの雰囲気が悪くなったりしているので印象に残っています」

 

――明治の中で注目している選手はいますか。

 「山沢選手です。昨年は交代で一緒にプレーする機会がなかったのですが、今年はスタンドオフとして試合をコントロールしてくれていて、フルバックとしてもやりやすいです」

 

――プレースキックの調子はどうですか。

 「この前も大朗さん(齊藤・商3=桐蔭学園)と1時間くらい練習しました。大学に入ってキックはあまり蹴らないと思って、練習していませんでした。そこで悪いイメージがついてしまっていて、なかなか感覚が戻ってこないので、今は戻している途中です」

 

――秋に向けて磨いていきたいプレーはありますか。

 「フルバックとしてはキックや後方からの指示、アタックでのボールのもらい方がまだまだなので、今後の課題です。2年生になって特に変わったことはないですが、まだ下級生なので、引っ張ろうというのはあんまりないです。自分たちらしくのびのびと、ミスを恐れずに思い切ったプレーをしていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[田中佑太]


◆雲山 弘貴(くもやま・ひろき)政経2、報徳学園、186センチ・92キロ

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