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(11)「昨年以上にひたむきに貪欲に」山﨑洋之 新体制インタビュー

ラグビー 2019.04.09

 連覇を懸けたシーズンが幕を開ける。22年ぶり日本一を成し遂げてから早2ヶ月。武井日向主将(商4=国学院栃木)の下、再スタートを切った新生・ラグビー部。新体制の幹部に今シーズンの意気込みを伺った。


10回はBKリーダー山﨑洋之(法4=筑紫)のインタビューをお送りします。(この取材は3月13日に行われたものです)


――リーダーに選ばれて今の心境はいかがですか。

 「リーダーではなかったころと選ばれてからでは特に変わりはないです。そのことよりも4年生になったということがすごく大きくて、最上級生としてチームを引っ張っていかなければいけないという使命感を感じています」


――リーダーとしてどのような存在になりたいですか。

 「練習であっても、試合で出場しようとチームのリーダーである事は変わらないので、そこでリーダーシップを発揮できるように頑張ります。自分もまだポジションを確立されているわけではないので、一選手として他のバックスリーとしのぎを削って頑張ります」


――〝真価〟というスローガンについて教えてください。 

 「4年生で考えて決めました。昨年22年ぶりに優勝して、今年は明治の〝真の価値〟というのが問われると思います。〝進化〟していきながら、自分たちの価値をもっと高めていけるように〝真価〟というスローガンになりました」


――今シーズン1番進化したい事は何ですか。 

 「去年優勝してファンの方々は連覇を期待されている思います。かといってずっと日本一を見るのではなくて、まずは目の前の練習、試合に対して全力を尽くすこと、これが徹底できれば自分たちの価値に変わると思います。まずは目の前のことに対して最大限尽力する事を頑張ります」


――昨年度王者として臨むシーズンですが、昨年度以前と何か変わる事はありますか。

 「優勝したことによるメリットとデメリットがあると思います。メリットは勝利への執着心であったり、チームへの自信がつくことです。デメリットは優勝したことで慢心が生まれてしまう可能性があることです。〝真価〟の下に〝hungry detail action〟と3つ掲げている中の〝hungry〟は優勝しても満足しない、もっと上のレベルで勝っていくという意味を込めたので、昨年以上の気概を持ってシーズンに臨みます」


――他大は明治を倒すことを目標にするシーズンになると思います。

 「チャンピオンと言えど、22年ぶりで自分たちの感覚で言えば、初優勝に近いので、今年もチャレンジャーに変わりはないです。日本一を目指す他大学と同じスタートラインに立っているので、より一層ひたむきに貪欲に立ち向かっていきたいです」


――ウイングのスタメン争いは熾烈(しれつ)です。

 「自分は去年試合に出場させてもらって、そこのアドバンテージはあると思っています。大舞台を経験できたからこその経験を活かしていきます。ただ昨年試合に出られていたからと言って今年も出られる甘い世界ではないですし、少しでも慢心があればすぐにポジションは奪われるので、とにかく貪欲にやっていきます。試合に勝つことよりもポジションを獲ることの方が難しいと思っているので、ひたむきに狙っていきます」


――今シーズンの意気込みをお願いします。 

 「チームは日本一しか狙っていないので、そこだけを目指します。昨年の対抗戦は悔しい結果に終わってしまいました。僕たちは最後の対抗戦になるので、何が何でも勝つ、勝利だけに執着して一戦一戦戦いたいです。個人としてはポジション争いに何としても勝ち抜いて、勝利に貢献できるプレーを多く見せられればと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[上松凜助]

 

◆山﨑 洋之(やまさき・ひろゆき)法4、筑紫、173センチ・82キロ

 取材当時、山﨑選手はパーマ姿。大学生の間でしか出来ないことをやってみたかったというが「澄さん(田中澄憲監督)には不評でした」


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