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(10)「チームに勢いを与えられるプレーを」松岡賢太 新体制インタビュー

ラグビー 2019.04.07

 連覇を懸けたシーズンが幕を開ける。22年ぶり日本一を成し遂げてから早2カ月。武井日向新主将(商4=国学院栃木)の下、再スタートを切った新生・ラグビー部。新体制の幹部に今シーズンの意気込みを伺った。


第9回はFWリーダー松岡賢太(商4=京都成章)のインタビューをお送りします。(この取材は3月13日に行われたものです)


――最上級生となって今の心境を教えてください。

「昨年度までは自分がやらなきゃいけないと思いながらも、なんだかんだ4年生に頼っている部分がありました。4年生になってリーダー陣にもなったので、自分が引っ張って、下級生が自分を頼ってくれるような4年生にならなきゃいけないです。今はそういう意識で私生活でもグラウンドでも取り組んでいます」


――リーダーとしてどのような行動を心掛けていきたいですか。

「私生活においても寮生活で大人がいない状況なので、自分が皆の模範となれるような行動をとって、私生活から昨年よりもさらなる高い意識を持っていきたいです。グラウンドでも自分は元気がある方なので、しっかりと自分の明るい性格を全面に出して、チームを私生活でもグラウンドでも盛り上げていけたらと思います」


――昨年度から引き継いでいきたい部分は何ですか。

「昨年はチームビルディングで運動会とかをして、下級生と上級生のつながりの大切さを学びました。チーム内でのコミュニケーションが取りやすい状況を、昨年の4年生はつくってくれました。自分たちも横だけのつながりではなくて、1年生から4年生まで縦のつながりをもっと濃くしていけたら良いなと思います」


――昨シーズンは松岡選手にとってどんなシーズンでしたか。

「昨シーズンはずっとリザーブで出る機会が多かったですが、要所で良いプレーができたと思います。今年はもう少しプレータイムを長くしたいので、スタメンを狙って昨年よりもチームに勢いを与えられるプレーをしたいです」


――武井主将とポジションを争う状況についてどう思っていますか。

「同じポジションの選手がキャプテンになって、気持ちとしては『キャプテンに勝つのは難しいのかな』って最初はなってしまいました。ですが、ネガティブなことを考えても仕方ないので、一日一日を本気で取り組んでいきたいです。絶対に勝つっていう気持ちを1年間切らさずに、スキがあったら追い抜くくらいの気持ちでいきます」


――昨シーズンで印象に残った試合は何ですか。

「決勝はもちろんですが、準決勝の早稲田戦です。1回対抗戦で負けてしまった相手なので、2度は負けられないという気持ちで挑んだ試合でした。そこでしっかりチームでやってきたことを出せて勝ち切れたってのが、決勝に向けての自信になりました。あまりプレータイムはありませんでしたが、優勝するための過程では大事だった試合でした」


――今シーズンの意気込みをお願いします。

「リーダー陣に選ばれたからには、ただただグラウンドに出て良いプレーをするだけではなく、チーム全体のことを考えなければなりません。自分が引っ張るという自覚を持って、プレーに対しても私生活に対してもリーダーとなって引っ張っていきたいです。あと個人的には、キャプテンとポジションが被っていますが、そこに臆することなく絶対に自分がスタメンで出るっていう気持ちを忘れずに試合で活躍したいです」

[藤里陽]


松岡 賢太(まつおか・けんた)商4、京都成章、175センチ・100キロ

 昨シーズンはリザーブでの出場が多かったが、対抗戦、選手権の全試合でメンバー入り。随所で存在感を放った。今シーズンも武井主将と熾烈(しれつ)なスタメン争いを繰り広げる


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