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(6)「勝つ文化を引き継ぎたい」石井洋介 新体制インタビュー

ラグビー 2019.03.30

 連覇を懸けたシーズンが幕を開ける。22年ぶり日本一を成し遂げてから早2カ月。武井日向新主将(商3=国学院栃木)の下、再スタートを切った新生・ラグビー部。新体制の幹部に今シーズンの意気込みを伺った。


第5回はFWリーダー石井洋介(情コミ3=桐蔭学園)のインタビューをお送りします。(この取材は3月13日に行われたものです)


――最上級生となって今の心境を教えてください。

 「自分たちが引っ張っていく立場になったので、昨年優勝したとか今までのことは一旦切り替えて、自分たちの代として頑張っていこうという感じです」


――FWリーダーに就任されました。

 「昨年の経験とかをしっかり後輩に伝えていって、チーム全体でレベルアップできるようにしたいです。4年生がしっかりやっていかなきゃいけないなというのを感じています」


――昨年度は石井選手にとってどんなシーズンでしたか。

 「2年生の時にひざのケガをして、1年間プレーができませんでした。3年生で復帰して、最初の方はうまくいかず、ひざをかばいながらやっていることが多かったです。秋シーズンで試合に出させていただく機会が多くて、自分の弱みだったり新たな強みであったりを見つけられた良いシーズンでした」


――新たな強みとは何ですか。

 「ディフェンスの部分で、今まで自分の強みだと思っていなかったのですが、昨シーズン何かつかめたのではないかなと感じました」


――見つけた課題は何ですか。

 「ケガをする前まではアタックのところを強みとしていましたが、ひざの影響もあってか思いきりプレーできていない部分があり、そこが弱味なのかなと感じました」


――ケガをしてから変化はありましたか。

 「怖さが多少あって、違和感を気にしすぎてプレーしていました。今はもう大丈夫です。ケガをしてから、ケガをしない体づくりを意識して、ウエートトレーニングであったり、食事であったりとかを意識して、体の面からもしっかり変えていこうという意識でやっています」


――春季大会はBグループで戦うことになりました。

 「相手どうこうよりも昨年から積み上げてきた明治のスタンダードをしっかり出すことが1番だと思います。Bグループとは言え、日大などには外国人選手がいるので、そこで外国人選手とやれるのは良い機会です。今年は『圧倒的なフィジカル』を目指して、3月、4月は個人のレベルアップをしているので、その成果をしっかり出せるように頑張っていきたいです」


――今年度の対抗戦はW杯により休止期間を挟み変則日程となります。

 「今年はシーズンが早まって難しいとは思いますが、目指すは日本一です。9月、10月の試合のない間は、チームとしてまとまれる良い機会だと思うので、そこは良いように捉えています」


――昨年度から引き継いでいきたい部分は何ですか。

 「昨年築き上げてくださったのが勝つ文化で、ラグビーに対する姿勢であったり、練習の姿勢であったり、そういうところは非常に良かったです。そこはしっかり引き継いでいきたいです」


――今シーズンへの意気込みをお願いします。

 「日本一を昨年度経験して、追われる立場となります。それを気にしすぎるのは良くないので、良いように捉えて、自分たちが成長できるように、連覇できるように頑張りたいと思います」


――ありがとうございました。


[藤里陽]


石井 洋介(いしい・ようすけ)情コミ3、桐蔭学園、183センチ・100キロ

 昨シーズンは秋からAチームに本格復帰。選手権では左フランカーとして4試合全てにスタメン出場を果たした。今シーズンも強靱(きょうじん)なフィジカルを武器に攻守の両面で存在感を放つ


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