(27)「持っている力を100パーセント出す」立命大戦直前コメント

ラグビー
2018.12.15

 大学日本一を懸けた戦いが幕を開ける。早稲田戦での敗北から2週間。選手権初戦、関西大学リーグを2位で通過した立命大との対戦を迎える。今試合に掲げるテーマは〝challenger〟。対抗戦で味わった悔しさを胸に、挑戦者として再スタートを切る。

 

スクラムハーフ福田健太主将(法4=茗渓学園)

――いよいよ大学選手権が始まります。

「対抗戦が終わってから気持ちも切り替えてきました。ここまで良いときも悪いときもありましたが、チームの課題、良いところがそれぞれ見えました。ここから先は負けたら本当に終わりなので、一戦一戦先のことは考えずに、目の前の試合にフォーカスして戦いたいと思います」

――早稲田戦が終わってから変化はありましたか。

「練習の質がだいぶ上がったと思います。チームとしても4年生としても、負けたら終わりというところで、個々の自覚が増したと思います。2週間良い準備ができました」

 

――意気込みをお願いします。

「会場は大阪でアウェーかもしれないですが、明治のペースで敵陣に運べば会場も明治の雰囲気になってくると思います。最初のスタートダッシュのところからエンジン全開にかけてやっていきたいです」

右プロップ祝原涼介(情コミ4=桐蔭学園)

――立命大の印象はいかがですか。

「良いチームですし、FWもBKも良い選手が揃っているので、僕らも受けないようにしていきたいです。チャレンジャーとしてみんな帝京大戦くらいの気持ちを出してアグレッシブにやれば、絶対に勝てる試合だと思います。まず持っている力を100パーセント出すことだけを目指して明日までに高めていきます」

――明日はどのようなプレーで貢献していきたいですか。

 「今までの対抗戦でスクラム、ラインアウトは安定しているので、そこが崩れないようにしてチームに勢いづけることが僕の役目だと思っています」

右ロック舟橋諒将(文4=札幌山の手)

――ラインアウトはいかがですか。

「すごく良くなってきています。ディフェンスもしっかり確認できていますし、アタック、ディフェンスどちらからでもしっかりと明治のリズムを作れるようにしっかりと準備しています」

――負けたら終わりのトーナメントです。 

「負けたら今日が最後の練習になりますし、そういう気持ちで4年生もチーム全体も一人一人やっているので、そこら辺はいつもの試合と違ってくると思います。ずっと待ち望んでいたこのポジションなので、しっかり明日はこれまで経験してきたことを出し切ります」

 

スタンドオフ松尾将太郎(商4=東福岡)

――この2週間はどう過ごしてきましたか。

  「(早稲田戦の)次の日からしっかりと切り替えて、立命大戦に向けてやってきたので、良い準備はできたと思います」

――早稲田戦からBKのスタメンが変わりました。

「ジュニアでやってきたメンバーも多くて、そこの部分はあまり問題ないと思います。しっかりいつも通りの明治のBKを見せられれば良いかなと思います」

――東福岡高時代のチームメイトもいますが、立命大の印象はいかがですか。

 「そこはあまり気にせず、いつも通り明治のラグビーをしっかりしたいです。健太(福田)とゲームをコントロールして、勝てるようにしていきたいです。その中で、昔一緒に戦ったやつもいるので、それを楽しめれば良いかなと思います」

フルバック山﨑洋之(法3=筑紫)

――明日の意気込みをお願いします。

「帝京大の時は自分たちのラグビーを出せたけど、慶応早稲田は出せなかったので、全力を出し切ることで勝利は見えてくるのかなと思います。立命大はディフェンスを上げてくるチームなので、自分たちもどんどん前に出て陣地を稼いでいきます。声出して仲間を鼓舞してコミュニケーションを取ること、ゲインすることが求められていると思うので、トライを取るというよりもゲインしてチームの勝利に貢献したいです」