【フィギュア】(10)シーズン直前インタビュー 元榮愛子

 五輪イヤーが幕を閉じ、フィギュア界は大きな世代交代を迎えた。自己研さんに励んだオフシーズンを経て、いよいよ本格的なシーズンの幕が開く。新戦力として明大に加わった選手もいれば、今季限りで競技生活に区切りをつける選手もいる。新たな時代の始まりを前に、それぞれは何を思うのか。本インタビューでは、その胸の内をお届けする。

(この取材は9月24日に行われたものです)

第7回は元榮愛子(商4=目黒日大)のインタビューです。

――今年度の主将を務められていますが、主将になられた経緯はありますか。
 「先輩方や監督、コーチの方々によって決めていただいた感じです」

――主将としてチームをまとめなければならない立場になったと思いますが、プレッシャーは感じていますか。
 「私は全然主将らしい頼もしさはあまりないんですけど、4年生としてなんでもみんなに気楽に聞いてもらえるような人でいたいなと思いながらやっています」

――今年の明大の合宿はどのようなメニューをされましたか。
 「女子と男子で基本分かれていてずっと曲かけが何度も回ってくる感じでした。1回目と最後は全員で一緒に滑って、そこでもずっと曲かけが回ってくる感じでした」

――毎年恒例の大縄跳びやリレーはされましたか。
 「雨でリレーはできなくて。大縄跳びはしたんですけど、今回は自分のチームが勝つことができて、少しいい思い出になりました」

――シーズンが終わってからどのような練習を重ねてきましたか。
 「ずっと調子が悪くてますます跳べなくなっていってしまっていたので、状況を改善するために試行錯誤しては失敗したり、ケガのリハビリに注力したりとあくせくしていたら、あっという間にオフが終わってしまったなという感じでした」

――有志大会はいかがでしたか。
 「有志大会は本当に練習から全く何もできていないような状況でやっていました。練習の時よりはまとめられた感じでいったかなという感じだったんですけど、東京夏季大会は有志大会の時より少し前に進んだかなという状態で終えられたのかなという感じでした」

――現在の調子はいかがでしょうか。
 「今の状況はどんどん前に進めている感じというよりは、少し進んでまた戻ってみたいな感じです」

――今シーズンのプログラムの見どころを教えてください。
 「SPは曲の世界観を表現できるように頑張っています。ゆったりした曲調なんですけど、少し強弱をつけられるように練習しているところではあるので、そこを頑張っています。去年よりコレオスピンも増えたので、ジャンプは転けてしまいがちではあるんですけど、そういうところで少しでも見せられるように頑張りたいなという思いがあります」

――どのようなコレオスピンにされましたか。
 「今回コレオスンはキャンドルスピンをやってみているんですけど、膝が痛かったりして大学生に入ってからはそんなにやらないようにしていました。でも大学4年生のシーズンだから、今までやってきたことを詰め込みたいなという思いでやってみています」

――いよいよラストシーズンですが、どのような気持ちでしょうか。
 「もう少しいい形で臨みたかったなという気持ちはあるんですけど、やはり今できることを少しでも増やしていって、少しでも良くなった状態で終われるようにしたいなという気持ちで、今は一日一日できることも最善を尽くそうという気持ちでいます」

――今シーズンの目標を教えていただきたいです。
 「今できることを少しでも増やして、少しでも自分が納得できるような状態で終われるようにというのと、大学の試合では少しでも明治に貢献できるような演技をすることが目標かなと思っています」

――ありがとうございました。

[野原千聖]

※写真は本人提供