【ラグビー】ALL IN(21)The Next Wave~ルーキー特集2026~ 坪井悠「強いFWをBKがどう前に出すか考えてプレーできたら」

2026.06.15

 昨年度7年ぶりの大学日本一を果たした明大に26人のルーキーが加わった。明大の新たな翼は21世紀初の連覇に向けて、起爆剤になるであろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 第15回は坪井悠選手(商1=桐蔭学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月21日に行われたものです)

――明大に進学した決め手を教えてください。

 「第一はやはり神鳥前監督に声を掛けていただいたことです。そこから自分の高校の藤原先生に薦められて、自分も明治大学の試合を見始めました。強いFWをBKがどう前に出すかというのを考えてプレーできたら面白いなと思って明治でプレーしたいと感じるようになりました」

――寮生活はいかがですか。

 「自分でやることが増えて今まで親にやってもらっていたところを自分でやるので最初はすごく大変だったのですが、2カ月ぐらい生活して徐々に慣れてきました」

――ラグビーに関して大学と高校のギャップはありますか。

 「自分はBKの中で体が小さい方なので、体の大きさ、フィジカルの違いはすごく感じます」

――明大はSOの層が厚いですが、先輩方とお話しすることはありますか。

 「ゲームメークについては聞いています。耀司さん(萩井・商3=桐蔭学園)には耀司さんなりの、龍之介さん(伊藤・商4=国学院栃木)には龍之介さんなりの、それから自分には自分なりの良さがあるので真似するというよりかは参考にするのを意識してお話ししています」

――ご自身のSOとしての強みを教えてください。

 「自分の強みはパスでゲームをコントロールするというところです。自分で行くというより周りの選手を生かしながらプレーするのが自分の強みだと思っています」

――花園(全国高校大会)の準決勝を振り返っていかがですか。

 「負けている状況に自分がミスをしてしまって、それで自分は少し諦めかけていたのですが、チームのみんなが『まだ生きているぞ』と声を掛けてくれて逆転までできたことがすごく印象に残っています」

――緊迫したシーソーゲームでしたが、チームの状態はいかがでしたか。

 「慶應に行った喜瑛人(慶大)がチームにプラスの声を掛け続けてくれて、チームがずっと前向きにプレーできたかなと思います」

――3連覇を決めた決勝を振り返っていかがですか。

 「決勝戦は先制点を取られましたがそこまで焦ることはなくて。本当に準備してきたプレーを全部出すことができればいけると思っていたのでそれを全てグラウンドで出せたからああいうゲームになったのではないかなと思います。勝ててよかったです」

――優勝へのプレッシャーはありましたか。

 「3連覇、3連覇といわれていたのですが、キャプテン(堂薗尚悟・早大)が言っていた『自分たちは自分たちの代で勝つ』というのを強く意識していたのでそこまでプレッシャーにはならなかったです」

――連覇を達成した時の心情を教えてください。

 「自分は2年生の時も出ていて、決勝の最後の笛が鳴る瞬間もグラウンドに立っていたので、もう1回ここに立つという思いで1年間やっていました。やっとここまで来れてよかったという思いでいっぱいでした」

――大学4年間の目標を教えてください。

 「大学4年間の目標は大学選手権(全国大学選手権)で優勝に貢献することです」

――ありがとうございました。

[近藤未怜]

◆坪井 悠(つぼい・ゆう)商1、桐蔭学園高。172センチ・77キロ

 同じ出身校であり、同部屋の中瀬亮誠選手(文4=桐蔭学園)とは、お父様同士が法大ラグビー部時代の先輩後輩なのだとか。「直接の面識はなかったのですが、きっと同部屋になったのもその運びだと思います(笑)」

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