ラスト2戦を白星で飾り、50年ぶりに3位入賞!!/関東学生春季リーグ戦

1999.01.01
 本学は7戦中4勝を挙げ、近年にないほどの好調ぶりを発揮している。目標とした優勝の可能性はなくなってしまったが、上位を目指して残りの2戦に挑んだ。

【対東海大戦】

 今季リーグ戦も終盤となり、東海大と対戦した第8戦目。リーグ3位に食い込むためにはこの試合で勝つことは絶対条件だった。その状況の中、本学は一度もリードを許さずに見事東海大に勝利。この結果、リーグ3位へ一歩近づいた。

 明大は序盤からペースを握りコンスタントに得点を決める。特に得点ランキングトップの池辺(政経2)や「得点が決まる一つのパターンができた」(松本監督)センター横田(商3)とポスト大倉(商2)が得点を稼いだ。今試合では高田(営3)のシュートにもキレがあり、チームに貢献した。ディフェンスではキーパー荻原(営1)が7mスローを見事セーブしたり、今季リーグから新しく取り入れた5-1ディフェンスがうまく機能する。その結果、相手に5点の差をつけて前半は終了した。

 後半になっても本学の勢いは止まらない。攻撃では相手のスキをつき、着実に点を決めていき、8連続得点を決めた場面もあった。明大のミスから速攻で点を決められるなど、東海大も意地を見せる。終盤は東海大にペースを崩され、ラスト10分間で2得点しか稼げなかった本学。相手にシュートを許してしまい4連続で得点を決められてしまうも、33-29とリードを守り抜き見事勝利を収めた。

 今試合ではうまくゲームメイクできた明大。「積極的なディフェンスでなければ、守れないことを選手たちがわかってきた」(松本監督)と成長したことがうかがえる1戦となった。実力をつけてきた本学は最終戦となる国士大戦で勝利し、3位に入ることができるのか。「国士大に勝つ自信はある」(寺田主将・商4)と力強く語った彼らに期待が懸かる。

【対国士大戦】

 春季リーグ最終戦、50年ぶりの3位入賞のためには絶対に落とせない。しかし2年前は同じ状況で国士大と対戦し敗れ、上位進出を逃している。リベンジという意味でも絶対負けられない試合だ。さらに池辺(政経2)にとっては得点王になるためにも重要だ。

 明大の先制点から始まった前半、直後の相手の反撃も課題としていたディフェンスが上手く機能し開始から2分もたたないうちに池辺が2点目を決めた。この最初の2点がこの試合の流れを決めたかのような試合展開となっていく。「今日のようなディフェンスが常にできるといい」(松本コーチ)と言うようにこの試合でのディフェンスは明大にとって理想的なものだ。国士大はそのディフェンスによってまともなシュートが打てないあまり苦し紛れのシュートを打つこともあった。国士大は流れを変えようとして前半終盤にメンバーを大幅に入れ替えたが、明大のいい流れを止められなかった。前半にしてダブルスコア以上の差をつけて前半を終えた。

 後半開始早々国士大に得点されたが、すぐさま1点を取り返した明大。この得点を決めたのが高田(営3)であった。今試合ディフェンスだけでなくディフェンスからの速攻も光る。そしてそのオフェンスを支えたのは池辺と高田である。国士大は前半同様苦し紛れのシュートを打ってくることもあった。しかし、明大にも少ないながらも何度かミスがあったため前半よりは国士大に攻撃のチャンスはあった。それでも、キーパーである荻原(営2)がファインセーブを決め得点をはばんだ。後半も終始明大ペースのまま15点差と国士大を圧倒し試合が終わった。

 この結果、50年ぶりの3位入賞を果たした明大。うれしい結果ではあるが、選手は満足することなく、さらに上を狙っている。「ディフェンス面などの課題をいかに修正して一つでも上へ近づけるようみんなで頑張ってきたい」(池辺)「まだ3位、課題が見えたのでそれを直していこうという気持ちを秋まで持ち続けることで、ミスを少なくするなどの意識が変わっていければいいと思う」大蔵(商2)。今試合でも多くの得点を決めた池辺。試合終了時点では得点ランキング2位の選手と20点近くの差があり、池辺の得点王は決まったようなものであった。もちろん池辺は得点王となった。そして、近年で一番のキャプテンシーを発揮して50年ぶりの3位入賞へと明大を導いた寺田主将(商4)はベスト7に選ばれた。このようにチームとして結果を残すだけでなく個人でも結果を残し、春季リーグをいい形で終えた明大。秋季リーグこそは目標である優勝の2文字を手に入れてほしい。