開幕戦白星発進 栃尾がチーム最多の11得点で攻撃をけん引/関東学生春季1部リーグ戦

2026.04.19

 関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)が開幕し、明大は初戦で早大と対戦した。試合は序盤から一進一退の攻防が続く展開に。栃尾佑(法4=北陸)、青砥直輝(商2=駿台甲府)、熊谷継(農2=藤代紫水)を中心に攻撃を組み立て、前半は1点リードで折り返す。後半も激しい競り合いとなったが、明大が35―30で勝利。リーグ優勝を目指す明大は、開幕戦を白星で飾り、好スタートを切った。

◆4・18~5・24 関東学生春季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼4・18 対早大戦(日大八幡山体育館)
 ○明大35{14―13、21―17}30早大

 前半1分、明大は熊谷がチーム初得点を挙げる。しかし直後の同1分、ファールから7メートルスローを献上。ここでGKをルーキーの近藤晶太(商1=北陸)にスイッチすると、これが功を奏す。相手のシュートを見事にセーブし、流れを引き寄せた。「たまたま出番が回ってきて、そこで止められて良かった」(近藤)。勢いそのままに、開始2分には速攻から小泉涼太(農4=藤代紫水)が得点を決め、リードを広げる。栃尾が「リーグ初戦なので、うまくいかないことは分かっていた。それを頭に入れていたから我慢できた」と語るように、その後は両チームともに堅い守備を見せ、得点が動かない膠着状態が続いた。それでも青砥が豪快なシュートを叩き込み、停滞していたゲームを再び動かす。守っては再びGK近藤が躍動。前半15分、17分と立て続けにセーブを記録し、相手に流れを渡さない。すると攻撃陣も応え、栃尾、川原温想(法2=愛知)、熊谷、山本樹(法3=法政二)、青砥と5連続得点を奪い、一気に主導権を握る。さらに崎前風諒(政経4=北陸)にも今季初得点が生まれ、攻撃の幅を広げた。その後は互いに譲らぬ一進一退の攻防が続く中、明大が1点リードを保ったまま前半を終え、後半へと折り返した。

 迎えた後半、栃尾が後半両チーム初得点を決める。2分に同点に追いつかれるが、青砥の得点後、小泉がディフェンス時にパスカットで独走し自らシュート。5分には松本想(営3=法政二)の連続得点が決まり、ベンチが盛り上がる。しかし12分、立て続けに退場者が出てしまい、2人少ない状況に。しかしLWの小泉がLBに入り得点、ルーキーの山下竜之介(政経1=洛北)が途中出場で得点を決めるなど、攻撃面での挽回が功を奏し、再び点差を付ける。さらにGK坂本京介(営2=洛北)の安定したセーブが際立った。栃尾は後半のみで6得点。「オフェンスでは僕含めミス多かったので、それをいかにその時間を我慢するかっていうのをみんなで話していた。それでデイフェンスでうまく我慢できた」(栃尾)と粘りを見せ35―30で勝利をつかんだ。

 3季連続で白星発進となった。「一試合一試合勝ってその先に優勝があると思うのでその一勝に対する思いと本気で一勝を取りに行きたい」(向谷内海都主将・営4=氷見)。悲願のリーグ優勝に向け、明日は日体大戦を迎える。

[木曽琴乃、柏倉大輝]

試合後のコメント
向谷内主将
――キャプテンとして迎えた初戦はいかがですか。
 「去年優勝したということもあって、周りの期待とかいろんなプレッシャーがある中で、キャプテンとして、プレッシャーに感じる部分もあったんですけどこれも楽しんで気持ちよくプレーできればなって思います」

栃尾
――明日への意気込みお願いします。
 「目標は優勝を掲げているので、それに向けて一つ一つ勝ち進んで、明日の日体大戦含めチーム全員で頑張っていきたいと思います」