中大に一時逆転も難局突破ならず/関東学生春季1部リーグ戦
関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)4戦目は大一番となる中大に挑んだ。前半は先制点を取るも、じりじりとリードを広げられ、4点差に。しかし後半、相手の反則による数的有利を生かして点差を縮めると、青砥直輝(商2=駿台甲府)の得点でついに追い越す。試合の主導権を握ったかに思われたが、中大の反撃でリードを奪われ、そのまま敗北となった。
◆4・18~5・24 関東学生春季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼4・26 対中大戦(国士舘多摩体育館)
明大37{15―19、22―20}39中大○
先攻は中大。GK坂本京介(営2=洛北)の好セーブでこれを防ぐと、明大の反撃で向谷内海都主将(営4=氷見)が先制点を奪う。直後に中大の速攻で1点を返されると、明大も対抗して点の奪い合いが展開された。前半6分、連続失点を受け、2点を追う明大は小泉涼太(農4=藤代紫水)、栃尾佑(法4=北陸)の連続得点ですぐさま同点に戻す。しかし、2分後に再び連続失点を受け、5―7と試合は中大側に傾いた。さらに連続失点を許し、3点差で迎えた前半13分、青砥が相手につかまれながらもシュートを放ち、ネットを揺らす。続けて青砥からのロングパスを受け取った小嶋悠斗(営4=市川)もシュートを決め、8―9と点差を縮めた。前半17分、栃尾が巧みなフェイントを混ぜた同点弾を放ち、試合を振り出しに戻したが、前半23分から中大の強力なシュートを防げず、3連続失点とまたもや突き放された。「世代別代表の選手が多いチームなので、フリーで打たせないようにやっていたが、走り込まれ、打ち込まれてしまった」(加藤良典監督)。15―19と4点差を追いかける厳しい状況で前半を終えた。
後半、明大は堅守で立ち上がり、相手の得点を許さない。オフェンスでも相手ディフェンスを崩し、サイドから小泉が得点。そこから3連続得点を奪い、点差を縮めていく。しかし後半4分、栃尾が相手選手と交錯し、ももを痛めてベンチへ退く。代わって入った山下竜之介(政経1=洛北)が向谷内への意表を突くパスでゴールを演出。再び3連続得点を決め、GK坂本のビッグセーブも飛び出し、完全に明大ペースとなった。迎えた後半12分、栃尾のシュートで同点に追いつく。続いて相手のファールで獲得した7メートルスローを青砥が冷静に沈め、逆転に成功。明大がゲームの主導権を握った。しかし中大の反撃が始まる。セットプレーから明大ディフェンスを崩し、同点に。相手GKのスーパーセーブも飛び出し、一進一退の攻防が続いた。試合終盤、逆転を許して中大ペースになると、明大はミスが重なり点差を詰められず。一時は逆転しながらも、37―39の2点差で惜敗した。
難敵・中大に屈し、連勝は3でストップ。4点ビハインドで前半を折り返しながら、後半に2点リードをひっくり返した粘りは光ったが、接戦を勝ち切れないことが課題として残った。「取らないといけない場面で中々取れなくて、そこが今年のチームの弱さだと思う。その弱さをどう克服していくのかがこれからの課題だ」(向谷内)。リーグ制覇へ向け、明大には一つも落とせない戦いが続く。
[ウエスト宙、柏倉大輝]
試合後のコメント
加藤監督
――本日を振り返っていかがですか。
「60分通してリードされている展開で、試合の途中で追いついて。そこでまた逆転されるというゲーム展開だったので、最後粘って勝ち切れなかったところがまだまだかなと思います」
――山場としていた中大戦でしたがいかがですか。
「リーグ戦は前半戦の4試合目で中大ということで、チームの状態としては良かったのですが、やはり相手の個々の選手の高い能力のところでやられていた部分もあったので。それでも、選手たちは本当に力を出し切ってくれてこの結果なので、もう少し細かいところを修正していければと思います」
向谷内
――ハーフタイムにチームメイトへかけた言葉を教えてください。
「やらなければいけないことがはっきりしていました。それを続けていれば、絶対に流れがこっちに来て、追いつくことができるという気持ちを切らさないようにと声をかけました」
小泉
――次週に向けての意気込みをお願いします。
「来週も厳しい戦いが続きますが、この1週間で修正して2連勝できるよう頑張ります」
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