17得点の栃尾中心に国士大撃破 春リーグ2位が確定/関東学生春季1部リーグ戦
関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)も残り2試合。前節終了時で6勝1敗の明大は、昨年度の春リーグと秋リーグともに優勝の強敵・国士大と対戦。序盤から主導権を握ると、終始リードして試合を進める。栃尾佑(法4=北陸)が17得点を挙げる活躍を見せて勝利し、春リーグ2位を確定させた。
◆4・18~5・24 関東学生春季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼5・16 対国士大戦(三郷市総合体育館)
○明大40{22―18、18―20}38国士大
試合が始まると、立ち上がりは明大ペースで進んだ。向谷内海都主将(営4=氷見)の連続得点で早々にリードを奪い、4分にはゴール前に走り込みパスを受け取った山下竜之介(政経1=洛北)がゴールを決め3―1に。その後は点を取られながらも栃尾中心に攻撃し、2、3点リードのまま前半中盤へ。「ゲームの立ち上がりでうまく入れて、そこから栃尾中心に得点を積み重ねられた」(加藤良典監督)。 18分、パスがつながらずにカウンターを許すと、得点に加えて守備で反則を取られ数的不利に。流れが傾くと思われたが、直後に国士大側も反則を取られる。ここで栃尾が7メートルスローを確実に決めて13―10とし、相手に流れを渡さない。前半22分には熊谷継(農2=藤代紫水)と栃尾による華麗なスカイプレーで得点。GK坂本京介(営2=洛北)がセーブを見せた直後の攻撃でも栃尾のサイドスローがゴールネットに突き刺さり、18―13とリードを広げる。前半の22得点のうち、栃尾は半分の11点を挙げる活躍で、4点をリードして試合を折り返した。「自分がやらなきゃと思っていたが、自分だけが行っても周りが勢いに乗れないので、そこのバランスを考えながらもいっぱい点を取れた」(栃尾)。
前半終了間際に熊谷が負傷し、後半は杉野龍騎(法1=九州学院)がコートへ入った。すると後半4分、その杉野が栃尾からの素早いパスを受けて得点を挙げ、流れを引き寄せる。「アクシデントだったが、準備していたので『やってやるぞ』という気持ちだった」(杉野)。しかし、相手も連携の取れたオフェンスで徐々に点差を縮められる。それでも栃尾が前半に続き、相手ディフェンスの上から豪快なシュートを突き刺すなど、エースとして存在感を発揮。試合がハイテンポで進む中、明大は4連続得点で再びリードを広げた。さらに後半13分、GK近藤晶太(商1=北陸)が7メートルスローを止めると、その直後にも好セーブを披露しチームを勢いづけた。後半14分には山下が力強いシュートを決めるなど1年生の活躍も光った。終盤は相手がマンツーマンディフェンスを仕掛け、じわじわと追い上げられる展開に。しかし後半28分、GK坂本が好セーブを見せて流れを断ち切り、最後までリードを守り切った。明大は40ー38で接戦を制した。
主力の青砥直輝(商2=駿台甲府)を欠き、さらに熊谷の負傷というアクシデントにも見舞われながら、昨年度春秋リーグ王者の強豪・国士大を撃破。これで4連勝を飾り、昨年度を上回るリーグ戦2位が確定した。一方で、40失点近くを喫したディフェンス面には課題も残る。「ディフェンスが失点を抑えられればもっと楽なゲーム展開にできる」(加藤監督)。最終戦の相手は順大。今年度も安定した強さを見せてきた明大が、有終の美を飾れるか注目が集まる。
[橋場涼斗、柏倉大輝]
試合後のコメント
加藤監督
――試合を振り返っていかがですか。
「先週の試合で青砥がケガをして欠場の中で、今日アクシデントで熊谷も離脱して。その中で後から入ってきた杉野であったり、スタートから出ていた山下の1年生2人が思い切ってプレーしてくれたので、その中で勝ち切れたのが大きい試合だったと思います」
栃尾
――相手は強豪・国士大でした。
「向こうもキーマンの4年生がケガしていたので、油断することはなかったですが、個人的にも知り合いがたくさんいて、気合の入った試合で結果的に勝てたので良かったです」
杉野
――初めての春リーグを通していかがですか。
「偉大な先輩ばかりのところでプレーさせてもらっているので、感謝の気持ちしかないです」
山下
――後半は積極的なプレーが目立ちました。
「1年生ですけど、周りの上級生の方々が優しく『もっともっとお前が行け』というお声がけをしてくれたおかげで気楽にプレー出来ました」
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