目標には程遠く、福岡大にまさかの敗戦/全日本学生選手権

1999.01.01
 11月19日から大阪で行われた全日本学生選手権。本学はベスト4を目標に掲げていた。しかし、1回戦で対戦した福岡大にまさかの敗戦。この結果に松本監督は「足元をすくわれた」と話し、目標とは程遠い初戦敗退という結果で今大会を終えた。

 九州の王者、福岡大を相手に小野(法4)が先制点を奪い始まった前半。その後も順調に4得点を得て、明大のペースに持ち込めるかと思われた。しかし、9分30秒のところで本学のミスで福岡大が7mスローとなり、点を取られてしまう。そこから福岡大の反撃が始まり、試合の雰囲気が変わる。福岡大は速攻で着々と得点を重ねていくのに対して、明大はシュートを打つも、なかなか決められない。そして16分10秒ごろには逆転を許してしまった本学。福岡大の流れになりつつある中、本学はディフェンスが崩れてしまい”ディフェンスからの速攻”がうまく機能しなくなった結果だ。そのまま本学はなかなか得点を稼ぐことができず、福岡大に速攻で攻められることが多くなった。それでも明大はロングシュートなどでなんとか点を入れるが、11-12とリードを許したまま前半を終えた。

 後半からは前半の空気を断ち切りたい本学。寺田(商3)の速攻や小野のロングシュートが見事に決まるなど点を稼いだが、一進一退の攻防が続いた。中でも杉本(営3)は福岡大のディフェンスをかわしてシュートを打ったり、ロングシュートを決めたりと積極的なプレーが多く見られた。しかし、本学は流れをつかむことができなかった。ミスが続き、福岡大に速攻を決められるなど5連続で点を奪われてしまう。そして気が付けば3点のリードを許していた。この後高橋(営4)や山口(法4)が点を入れるが追い付けずに試合終了。24-26で1回戦敗退と不本意な結果に終わった。

 福岡大は本学と同じ“ディフェンスからの速攻”というプレースタイルを中心にしたチームだった。今試合は「最後にディフェンスの差が出た」(福岡大監督)と福岡大がこのプレースタイルを貫けた結果といえる。貫けた理由について福岡大の監督は「(明大についての)情報を集めるためにビデオを見た。そして攻め手をいつもより増やし、ディフェンスでは打たせないようにすることを心がけた」と話した。そして松本監督も敗因について「ディフェンスが崩壊したために速攻で得点を稼げなかった。今まで練習してきたことを出せなかった」と語った。今大会で4年生は引退。秋季リーグが好調だっただけにこの結果には悔いが残る。この悔しさは来年、きっと下級生が晴らしてくれるだろう。