早大に完敗/関東大学リーグ戦

 完敗だ。スコアは3点差であったが、それ以上のものがのしかかっていた。早大との第1回戦。本学は得点のほとんどチャンスを掴めず、敗退。多くの課題が残る試合となった。

 先制は早大であった。互いに良い動きはなく、こう着した状態での先制。「ここでうちが先制していれば別の展開があったかもしれない」と藤井監督は振り返る。その3分後には2点目を献上。序盤に2失点はこれまでの戦績を見て考えても、かなり苦しい展開だ。2点ビハインドからの第2ピリオドは大荒れの展開に。二度のミスコンダクト(10分退場)を早大が出してしまう。ここでパワープレイのチャンスが訪れるも無得点。今シーズン通して、本学はパワープレイではあまり得点を決めれていない。チャンスをものにできず、時間が過ぎていく。第3ピリオドの時点で4対0。完封負けの危機すらあった。しかし第3ピリオド終了3分前に上野が(政経1)がゴール。ゲームは4対1で終了した。

 「とにかくFWが何もしていない。ただ立ったまま時間が過ぎていくだけ」と試合後、藤井監督から辛辣な言葉が出てきた。FWのリーグ戦通しての得点力不足は深刻だ。今シーズンの4点以上の試合は日大戦だけである。前半戦DFの主力が抜けていたときから、「DFよりもむしろFWに問題がある」(監物コーチ)とかなり前から問題は顕在化していた。「やることが分かっているのに出来ていない。そこが問題」(藤井監督)と原因は技術云々より、もっと根底に潜んでいるようだ。「気持ち一つで変われるチーム」(長岡部門主将・法4)。その言葉通り、今まで春の関東大学選手権や今期の東洋大戦など追い詰められた状況で選手は素晴らしいプレーを見せてきた。まだ変われるはずだ。東洋大・早大に絶望的な差はない。「最後には『やっぱり明治は強い』って言わせたい」(土屋・営4)―その言葉を私は信じたい。「だって、明治ですから!」と答えられるように。