【アイスホッケー】明立戦直前! OBインタビュー②/磯部裕次郎
7月4日に行われる明立戦に合わせて、両校のOB戦も開催される。今回は、かつて明大で主将を務め、その後プロの世界に飛び込んだ2選手にお話を伺った。
第2回は磯部裕次郎選手(令2政経卒・現横浜GRITS)のインタビューです。
(この取材は6月28日にオンラインにて実施されたものです)
——今回のOB戦に参加するに至った経緯、また、そのお気持ちを教えてください。
「OB戦ということで早慶戦はよく聞いていたのですが、明立戦というのは自分の記憶がなかったので、久しぶりに明大のユニフォームを着ることができるいいチャンスだと思いました。学生の時もそうだったのですが、明大がすごく大好きだったので、久しぶりにこのユニフォームに袖を通せるチャンスがあるなら、絶対にやりたいなと思っていました。同期は残念ながら出ることはできないのですが、僕の部屋長だったH.C.栃木日光アイスバックスの相馬秀斗(令元法卒)さんや、歳の近い後輩も出ると聞いたので、絶対に出ようと思って参加させていただくことになりました」
——昨年度、13年ぶり明立戦が復活されましたが、明立戦の存在は知っていましたか。
「昔はよくやっていたというのは聞いていました。存在自体は知っていたので、この時代になってできることをすごくうれしく思います」
——明大アイスホッケー部の特徴や色は何だと思われていますか。
「明治はやはり個のスキルを大事にするチームだと思いますし、そこを最大の強みにしていると思います。本当に個が強いためになかなかまとまりづらいところもあるかもしれませんが、それがしっかりまとまるというイメージです。今も昔も本当にそれぞれのキャラクターが濃いチームなのかなと思います」
——大学時代の経験でプロの道でも役立ったことや大切にしていたことはありますか。
「僕は3年生になる頃に大きなケガをしてしまって、そこからなかなか自分の思うようなプレーができない時期がありました。そこで腐ってしまったことがあったのですが、同期や先輩がサポートをしてくれて、踏ん張る力がすごく培われました。4年生の時には主将も務めさせていただきましたが、みんなをまとめる力というより、個が強いチームで本当にそれぞれが強かったので、自分が何かをしたかと言われると、大きなことは何もできていません。それでもチームのためを思って動く力とか、誰かのために補強をするということを当時は培えたのかなと思っています。もちろん自分のためにもアイスホッケーをやっていますが、支えてくれる人のためにもできているのかなと思います。今も同期は応援してくれていますし、そのような人たちのために頑張ろうと思っています」
——今振り返ると、大学時代はどのような時間でしたか。
「もちろん勉強もしたのですが、なんだかんだアイスホッケーにほとんどの時間を捧げたのかなと思います。でもプライベートもとても充実していましたし、大学生ならではのこともしました。すごくいい大学生活を送りましたね」
——プロになって改めて感じる大学スポーツの価値は何だと思いますか。
「アイスホッケー、特にチームスポーツはがむしゃらに勝利に向かってやるというのと、勝つだけにこだわらないというのが大学のアイスホッケーかなと思っています。もちろん勝つことも大事なのですが、その過程を大事にしていました。競技に打ち込みながら人として成長できるのが大学スポーツのいいところだと思います。これがプロになると、本当に勝利、勝つことにフォーカスしなければいけないですが、大学スポーツは負けてもその過程、チームとして成長できることが一番大事なことで、それが人生の糧になると思います。この大学の4年間は有意義に過ごせたのかなとは思います」
——現在の大学アイスホッケー界にどのような印象を持たれていますか。
「僕らが現役の時より均等に戦えるチームが増えてきていると思います。その分、突出したチームが今いなく、フラットに戦えていると思います。余裕がある試合はなく、それが逆にいい刺激になって試合に臨めているのではないかと思います」
——今回の明立戦ではクラウドファンディングも行い、精力的にこのような形で受け継がれていることに対してどう思いますか。
「明大(アイスホッケー)のインスタグラムもよく見ていますが、現役の時にもマネージャーは一応いましたが、基本的にはいないような形だったので、マネージャーも今いて、SNSにも力が入っていて、本当に時代に沿った使い方が上手だなと思っています。それがすごく宣伝につながっていますし、クラウドファンディングも増えていると思うので、今の学生たちには感謝したいです」
——後輩たち、また、明立戦を見に来る方々にメッセージをお願いします。
「本当に久しぶりの明立戦ですし、OB戦もあるので僕たちもワクワクしています。やるからには『やっぱり明治がNo.1』ということで、OB戦も現役の試合も絶対勝ちます。本当にたくさんの方に見に来てもらって、OB戦ではワクワクさせるような試合をできたらいいなと思います。今の現役の選手たちの頑張りを見に来ると同時に、僕たちおじさんのアイスホッケーを楽しみに観に来てくれたら嬉しい→うれしいです」
——ありがとうございました。
[吉澤真穂]
※写真は本人提供
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