法大に勝利するも 表彰台を逃す/秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権
秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権(春リーグ)最終戦は延長戦の末、勝利した。しかし、終わってみれば決勝リーグ1勝2敗で4位と苦しい春リーグとなった。昨年度の4年生の偉大さを痛感しつつも、課題を見つけ、次のエイワ杯関東大学リーグ戦(秋リーグ)を見据える。
◆5・9~5・31 秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼5・31 対法大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大4{0―0、2―1、1―2、1―0}3法大
※延長戦により勝利
第1Pは、明大がアタッキングゾーンで試合を進めた。開始5分にはFW西浦大晟(政経1=白樺学園)が相手キーパーを崩し、ゴール前で構えていたFW城野友咲(政経3=駒大苫小牧)がゴールを狙うも得点とはならず。12分55秒にキルプレーとなり、危ない場面もあったものの、明大はこの局面を乗り切った。その後も攻撃の姿勢を緩めなかったが、決定打が得られず、無得点で第1Pを終える。
第2Pは、FW渡邉力輝(商4=埼玉栄)のペナルティでキルプレーからのスタートとなった。「走って、前から当たりにいく、取れるところは取りに行くという感じだった」(FW寺内理雲・政経3=駒大苫小牧)とその言葉通りのプレーを体現した。第2P開始30秒、DF朝比奈大心主将(営4=埼玉栄)が相手パックを奪い、そのままアタッキングゾーンまで持っていくと、浮かせて放ったシュートがネットを揺らした。明大は、先制点をあげるとその後も得点の機会を探る。5分25秒にはDF大工原澪央(法2=北海道清水)の放ったシュートを相手キーパーが弾くと目の前にいたDF工藤秀生(商2=北海道清水)が逃さずゴールを決めた。しかし、その後7分4秒にこぼれ球を持っていかれ、ゴールを許すことに。第2Pで点が動いてからは、試合が徐々にヒートアップしていった。終盤には、法大ゴール前で混戦し、両者入り乱れる形で乱闘が起きた。一時中断した後、試合が再開するも明大はペナルティボックスに3人入るという事態に。数的不利の苦しい時間となるも、GK吉田尋(法3=北海道清水)をはじめ、堅い守りを見せた明大は、無失点で乗り切り、第2Pを終えた。
点差を広げたい第3P。明大ペースで試合を進めたかったものの、パックが定まらず。開始約8分、法大に同点に追いつかれる。その直後にまさかの逆転ゴールを決められ、明大は後がない状況に。しかし、明大も意地を見せ、試合時間残り7分過ぎにFW小桑潤矢(営3=埼玉栄)がパックを奪うと3人をかわし、同点ゴールを決めた。その後は両者得点が入らず、延長戦に突入した。
5分間のサドンデス方式の延長戦では、城野、寺内、DF木戸仁哉(文3=白樺学園)のメンバーでフェイスオフ。明大は、パックを死守し、得点の機会を狙う。「木戸がいい感じに抜けて、パスを出してくれた。あとは、自分の得意な形だったので決められた」(寺内)と開始35秒で得点。明大は、延長戦の末、勝利を収めた。
明大は、今日の最終戦で勝利したものの、決勝リーグは1勝のみと苦戦を強いられた。新体制で迎えた春リーグは、4位と悔いの残る結果に。今大会で得た収穫と課題を持ち帰り、秋リーグで戦い抜く姿に期待したい。
[吉澤真穂]
試合後のコメント
朝比奈
——今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「第1Pから足がしっかり動いていたので良かったかなと思います。東洋大、中央大戦と続いてきて、結果として勝つことができたのは良かったと思います」
——秋リーグに向けて何を頑張っていきたいですか。
「課題は得点力不足なので、そこを夏の間にどのように修正するのかが大事になってくると思います」
寺内
——今大会で得た収穫と課題を教えてください。
「得点力もですが、チームとして徹底すべきところを徹底できていなかったので、中途半端になってしまったのかなと思います」
——徹底すべきところというのはどういうところですか。
「本当に細かいところなのですが、フェイスオフ後の動きやと走るところで走る、決めるところで決めるというところが他のチームより中途半端になってしまったという印象です」
工藤秀
——新体制となって、初の公式戦春リーグを戦い抜いてみていかがでしたか。
「去年と違い、メンバーも変わって、去年よりは少し戦力が落ちてしまったなと。それでも、これが今の明治の現在地かなと思うので、次に向けてしっかりそこをカバーできるように頑張っていきたいです」
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