【アイスホッケー】明立戦直前! OBインタビュー①/牛来拓都
7月4日に行われる明立戦に合わせて、両校のOB戦も開催される。今回は、かつて明大で主将を務め、その後プロの世界に飛び込んだ2選手にお話を伺った。
第1回は牛来拓都さん(平25営卒)のインタビューです。
(この取材は6月22日にオンラインにて実施されたものです)
——今回のOB戦に参加するに至った経緯、また、そのお気持ちを教えてください。
「明大OBとして12年間プロでやってきたのですが、引退して仕事の関係で今は東京に勤めています。東京に住んでいるので、距離的にも参加しやすかったというのがありますし、せっかくこの東伏見(ダイドードリンコアイスアリーナ)の大学時代に戦ったリンクでOB戦をやるということで、ぜひ参加したいなと思って参加を決めました」
——明立戦に対してどのような印象を持たれていますか。
「自分が在学中の時に明立戦をやった記憶があって、それが久しぶりの復活といった形でやった記憶があるのですが、SNSもない時代だったので集客もしませんでした。今は学生中心にSNSを通して集客していて、早慶戦に負けないような明立戦を復活させてほしいという思いでいます」
——明立戦ならではの雰囲気や緊張感はありましたか。
「リーグ戦やインカレ(日本学生氷上選手権)の雰囲気とはまた別で、当時は真剣な試合というより、お祭り的な楽しさがありました。勝負の試合にこだわるというよりは、魅せると言うか、応援に来てくれた方に楽しんでもらおうというプレーを心がけていた記憶があります」
——大学時代は何回ほど明立戦をやっていましたか。
「本当に覚えていないのですが、1回だった気がします。何がきっかけで何周年だったのかわからないのですが、その時は選手たち主導というより、OBの方たちの発信で復活しました。ずっとやっていたという記憶はないので、何年生だったかも覚えていないのですが、確か4年生だった気がします。これから定期的に、ずっと長く続くようなものになってほしいなと思います」
——明大アイスホッケー部の特徴や色は何だと思われていますか。
「明大は長年アイスホッケー界を引っ張ってきた、今でも引っ張っていると思っていますが、そういうチームであると思います。違った魅力のある選手が集まっているという印象で、アイスホッケーがただ強いだけではなくて、明大のアイスホッケーが好きという方が私の時代は多かったです。今もそれが多いのかなと感じています。あまり今の明大のアイスホッケー部の試合を見る機会はなかったのですが、就職で東京に来たので、これからは多くの試合へ応援に行きたいなと思っています」
——大学時代の経験で、プロの道で役立ったことや大切にしていたことはありますか。
「明大で学んだことが通用しなかったというわけではありませんが、大学生時代は敵なしだったのですが、やはりプロの世界は厳しくて挫折を何回も味わいました。逆に学生時代に培ったことが通用しませんでしたが、挫折を味わいながらも折れずにプレーできたのは、学生時代の経験が活きたかなと思います」
——大学時代はどのような時間でしたか
「楽しかった印象、記憶しかないです。寮生活でしたし、同期、後輩、先輩と生活しながら、アイスホッケーをして、本当に24時間一緒にいたのでかけがえのないものです。今『どの時代に戻れたら戻りますか』と聞かれたら、学生時代に戻りたいと答えるぐらい、本当に充実したいい4年間だったなと思っています」
——現在の大学アイスホッケー界にどのような印象を持たれていますか。
「大学卒業してすぐにプロで活躍している選手も何人もいますし、自分はもう35歳なのですが、昨年引退した時には22歳の大学を卒業して入ってきた選手と対戦していても、当時の大学の時よりスキルの高い選手が多いという印象を受けています」
——プロ引退後に氷上に立つ機会はありましたか。それはいつぶりですか。
「引退してからは友達がやっているチームにコーチをお願いされたり、私の先輩から『教え子に指導に来て』と言われたりしたら行っています。あと、江戸川にリンクがあるのですが、ローカルなところで月に1回ほどやったりしています。すごく久しぶりというわけではないですね」
——今回の明立戦ではクラウドファンディングも行い、精力的にこのような形で受け継がれていることに対してどう思いますか。
「本当に素晴らしいと思います。自分たちの時はただただやっているという感じだったのですが、学生主導ということにすごく魅力があると思います。クラウドファンディングでお金も少しずつ集まってきていると思うので、このまま長く続くように頑張ってほしいと思います」
——後輩たち、また、明立戦を見に来る方々にメッセージをお願いします。
「このような素晴らしい明立戦を開催するにあたって、OB戦という形で参加させていただくことを大変うれしく思っています。学生たちには見に来てくださったファンの方や応援してくださる方にアイスホッケーの魅力が伝わるような試合をしてほしいなと思います。私たちOBも頑張るので、学生たちも一緒に盛り上げましょう」
——ありがとうございました。
[吉澤真穂]
※写真は本人提供
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