【サッカー】粘り強く守るも終盤に失点 0―1で国士大に敗れる/関東大学1部リーグ戦

2026.11.01

 首位・国士大をホームに迎えた第19節。明大は立ち上がりから相手にボールを握られるも、GK濱﨑の好セーブを中心に無失点で前半を折り返した。後半も粘り強く守ったが、試合終盤に均衡を破られ0―1で敗戦。目の前で国士大の優勝が決まる悔しい一戦となった。

 前節の東洋大戦での敗戦を経て、明大八幡山グラウンドに首位・国士大を迎えた明大。「得点ランキング1位の本間選手を意識した守備の対策、サイド攻撃に対する守備の対策を行った」(池上寿之監督)。相手の優勝を阻止すべく臨んだが、開始早々から守勢に回る。2分、右サイドを崩され、マイナスのクロスからシュートを打たれるも、濱﨑が好セーブ。以降も相手に主導権を握られ、自陣でのプレーが続いた。それでも31分のボレーシュートを間一髪で防ぐと、36分には相手主将の巧みなボレーにも濱﨑が反応。「DFの選手たちがコースを限定してくれているので、うまく対応できた」(濱﨑)。守備陣が連係してゴールを守り、得点を許さない。攻撃では宇水の正確なキックを生かし、FK(フリーキック)などから好機をうかがった。42分にはCK(コーナーキック)に合わせたが、惜しくもサイドネットへ。互いに無得点で前半を終えた。

(写真:チャンスを演出する宇水)

 「1対1で負けないこと、サイドからクロスボールを上げさせないこと、運動量をもっと出すこと」(池上監督)を確認して迎えた後半も、我慢の時間が続いた。61分、ニアを狙った相手のCKからピンチを迎えるが、ここも濱﨑が好セーブ。70分にもCKからゴールを脅かされたが、ボールはゴール右へ外れた。「クリアが中途半端になって、また相手に攻め込まれるよりは、1回タッチラインの外に切ったり、大きくクリアしたりすることを意識させるようなコーチングをしていた」(濱﨑)。最後尾からの声掛けで守備を整え、相手の攻撃に耐えた明大。82分には左サイドから切り込み、決定機をつくるも得点には結び付かない。すると86分、左右に揺さぶられ、右サイドからのクロスに合わせられて失点。粘り強く守ってきたゴールをついに破られ、そのまま0―1で試合終了となった。

(写真:指示を出す大園)

 「守備はよく頑張っていたと思いますが、前半と同様、攻撃に入った時にボールが落ち着かず、なかなかシュートまで行けなかった」(池上監督)。守備陣の奮闘が光った一方、奪ったボールを攻撃につなげる点には課題が残った。「自分たちの守備から奪ってショートカウンターという攻撃パターンは、あまり出せなかった」(濱﨑)。目の前で国士大の優勝が決まった悔しさを胸に、リーグ戦は残り3試合。「もっと明大らしいサッカーを全員で追求していきたい。残り3試合を全部勝って、インカレにいい形でつなげられたら」(濱﨑)。一つでも上の順位を目指し、攻守で自分たちの強みを発揮したい。

[田中崚太]