【フェンシング】男子エペ、個人・団体ともに悔しさ残る結果に/関東学生選手権

2026.10.31

 男子エペは個人戦で稲垣碧夏(理工3=清風)が9位、板東由眞(理工2=高松北)が14位に入賞。団体戦では初戦の青学大戦を45-33で制したものの、続く強豪・立大との戦いで34-45と敗れ、7位で大会を終えた。個人戦で手応えをつかんだ一方、団体戦では強豪との対戦を通じて課題も浮き彫りとなった。

◆9・28~10・2 第78回関東学生選手権(駒沢公園屋内球技場)

▼男子エペ個人

稲垣――9位、板東――14位

▼男子エペ団体

明大――7位

 個人戦では、稲垣が予選を全勝で突破。決勝トーナメントでも接戦を勝ち抜き、9位に入った。「自分のプレーができたなって思った」と振り返るように、緊張感のある試合が続く中でも自身の力を発揮。大差のつかない展開をものにしたことは、大きな自信につながった。

 一方、板東も予選プール戦で4戦中3勝を挙げ、決勝トーナメントへ進出。しかし、今大会2位となった宇恵野(日大)との対戦では6-15で敗れ、14位で大会を終えた。

 稲垣は今大会を通じて手応えを得た一方、課題も見つかった。特に15本勝負では、積極的に攻めてくる相手への対応に苦戦。「頭使って練習しないといけない」と、普段の練習では対戦する機会の少ないタイプの選手への対応を課題に挙げた。「インカレまでに修正していきたい」と前を向き、次なる舞台を見据えた。

 続く団体戦。初戦の青学大戦では、相手の勢いに警戒しながらもチームで事前に話し合い、気を引き締めて試合に臨んだ。篠田真吾(政経4=富山県立福岡)は自身の試合の入りにも手応えを感じていた。3試合すべてでプラスの得点を持ち帰り、チームに貢献した。

 しかし、続く立教大戦では序盤から点差を広げられる苦しい展開に。全日本学生王座2位の実力を持つ強豪を相手に追いかける展開となり、最終的に34-45で敗れた。篠田は最終セットで追い上げを見せたものの、勝利には届かなかった。「9セット目の動きに関しては、とても良かったなとは思う」と手応えを口にする一方、それまでの試合運びについては「それまでのセットの組み立て方をもうちょっと考えてやるべきだったのかな」と悔しさをにじませた。

 また、チーム全体としても課題を感じた。篠田は、試合中にベンチから送られる助言を受け止める姿勢が十分ではなかったと振り返る。特に、失点した際に取り返そうと焦って攻め急ぐ場面では「もう少しベンチの声を1回聞いて、落ち着くっていうのがもっと必要かなと思う」と、次につながる改善点を挙げた。

自身は今季限りで競技生活に幕を下ろす篠田。だからこそ、これまで培ってきた技術や経験を後輩に伝えたいという思いがある。「いるうちにやはり2人にもある程度、伝えて、次につなげるていきたい」と語った。

 

次なる舞台は12月のインカレ。全日本団体への出場権が懸かる大一番となる。「この3人のチームで」と最後の団体戦への思いを口にした篠田。今大会で見つかった課題を修正し、3人で再び勝利を目指す。