男子エペ 板東が大逆転 チームトップの14位/日本学生カップ

2026.04.27

 男子エペには、篠田真吾(政経4=富山県立福岡)、稲垣碧夏(理工3=清風)板東由眞(理工2=高松北)の3選手が出場。稲垣が49位、篠田が19位、板東が14位となり、それぞれが課題と収穫を得る大会となった。

4・24~26 第7回日本学生フェンシングカップ(駒沢体育館)

男子エペ個人

板東――14位、篠田――19位、稲垣――49位

 昨年度の同大会で苦しい結果に終わった篠田は「去年は予選で1勝しかできずに落ちてしまった」と振り返る中で迎えた今大会。緊張を抱えながらも「自信を持って臨めた」と語り、予選からリラックスした動きを見せた。しかし、決勝トーナメントでは得意とする攻撃の一つであるフレッシュを十分に織り交ぜることができず「相手の意表を突く攻撃ができなかった」と課題を口にした。それでも4年生として臨む最後のシーズンに向け「すべてが最後の大会」という意識のもと、全日本選手権での上位進出とリーグ戦での王座決定戦出場を見据えた。

 稲垣は序盤から自らの強みを発揮した。フルーレ出身ならではのスピードとタイミングを武器に試合を展開し、予選を突破。だが決勝トーナメントでは「集中力が切れてしまった」と振り返るように、徐々に本来の動きが影を潜めた。特に2回戦では身長の高い相手に対し「タイミングの違いに対応できなかった」と分析。プール戦の5分勝負では結果を残してきた一方で「決勝15分の試合での戦い方や作戦の組み立て」を今後の課題として挙げた。

 一方、板東は14位でチームトップの成績を残した。中でもベスト32では中大の選手に対し、4-8と大きくリードを許す展開から逆転勝利。「後ろからの応援もあって勝てた」と振り返るように、応援席と一体となった戦いで流れを引き寄せた。予選では緊張から思うように体が動かなかったものの、試合を重ねる中で「自分の狙った技が入るようになった」と手応えも口にした。

 3選手ともに課題と収穫を得た今大会。5月には関東学生リーグ戦が控える。昨年度1部昇格を果たした明大男子エペにとっては現メンバー初の1部での戦いとなる。「一丸となって応援されていた」と語られたチームの一体感を武器に、残留、そしてその先を見据えた戦いに挑む。

[杉本菜緒]

試合後のコメント
篠田

――リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。

「4年生として、去年先輩方が上げてくださった1部を落とすことのないように、1部の品格を守れるよう頑張りたいと思います」

 

稲垣

――昨年度は出場できなかった中で今年はいかがでしたか。

「今年は去年出られていなかった分、気合を入れて臨みました。予選はそこそこできて、最初の試合は自分のプレーがしっかりできていい感じだったのですが、徐々に集中力が切れてしまって、うまくいかなくなってしまいました。トーナメントには上がれたのですが、1回戦から少し自分の動きができなくて、試合展開もうまくいかなかったです」

板東

――プレー面ではいかがでしたか。

「プレー面ではいつも通りの自分は出せたと思います。予選では緊張で体が動かず、同じことを繰り返してたまたま取れたポイントも多かったのですが、後半は自分の狙った技がしっかり決まる場面も多かったです」