【フェンシング】女子エペ 個人戦で本間がチームトップの3位、団体戦見事3冠達成/関東学生選手権

2026.10.29

 関東学生選手権(関カレ)2日目は女子エペ個人戦が行われ、本間が3位入賞で表彰台に上がる活躍を見せた。3日目に行われた団体戦では明大が終始主導権を握ってトーナメントを勝ち進み、見事優勝を飾った。今大会をもって3冠達成を果たした。

◆9・28~10・2 関東学生選手権(駒沢オリンピック公園屋内球技場)
▼女子エペ個人 
本間――3位
岸本――5位
古賀――10位
山口――39位

▼女子エペ団体
明大――1位

 女子エペ個人戦には、明大から本間美月(政経2=県立松戸)、岸本鈴(営3=龍谷大平安)、古賀万結(経営1=岩国工)、山口麗愛(理工1=立諫早)の4人が出場。本間、岸本、古賀は予選プールを1位で突破。中でも本間、岸本は2位以下に大差をつけて勝利した。一方山口は1勝3敗で決勝トーナメント進出とはならなかった。

 上位64人が進む決勝トーナメントでは、決勝トーナメントに進出した3選手全員がベスト32をシードで突破し、ベスト16を懸けた戦いから登場した。今年度の日本フェンシング協会の女子エペ(シニア)ランキングで3位につけている本間は、15-6、15-6、15-9と次々に勝利し、この日も強さを見せた。迎えたセミファイナル、序盤はリードするものの相手に徐々に追い上げられ、14-15で惜しくも逆転負けとなった。それでも3位に入賞し、表彰台に立った。先日行われたアジア大会にも出場した実力者・岸本は圧巻の試合運びでベスト16に15―5と快勝。続くベスト8には15―13で勝利を収め、ベスト4へと進んだ。この試合では一進一退の攻防となるも、14-15で惜しくも勝利とはならず。最終順位は5位となった。古賀は15-10で勝利しベスト16に進出したが、続く試合では12-15でベスト8を前に敗退となった。

 一方女子エペ団体初戦の相手は慶大。第1ゲーム開始直後から岸本鈴(営3=龍谷大平安)が果敢に攻め込み、明大が一気に流れを引き寄せた。この流れを渡すことなく、本間、古賀も攻めの姿勢を貫き、45-24と快勝。準決勝へ駒を進めた。

 続く立大との準決勝。ここでも序盤から岸本が圧巻の攻めを見せる。しかし第4ゲーム、立大の猛攻に押され、一気に3点を返される。それでも、先輩からの声掛けに背中を押された古賀が流れを立て直し再び主導権を握り直すと、粘る立大を振り切って決勝進出を果たした。

 迎えた決勝戦の相手は強敵・法大。序盤から互いに譲らぬ一進一退の攻防が続く苦しい展開に。逆転を許し窮地に立たされた明大であったが、岸本が意地を見せて嫌な流れを断ち切り、怒涛(どとう)の8連続得点を叩き出した。勢いそのままに本間も6連取し法大を一気に突き放した。最後は岸本の鋭い一突きが決まり、45-31で圧倒し、堂々の優勝を果たした。

 悲願の5冠に向けて、今大会の3冠達成は間違いなく強力な追い風になるはずだ。「今年こそは絶対5冠達成したいと思っているのでそれだけ考えて一生懸命練習していきたい」(岸本)。彼女たちのさらなる活躍から目が離せない。

[吉㟢帆奏、竹中美貴]

試合後のコメント
岸本
――3冠達成を振り返っていかがですか。
 「昨日の個人戦はベスト8で結果を振るわなかったので、今日の団体戦も結構心配していました。それに加えて3冠もかかっていたのですごく緊張しましたが、無事優勝することができたのでまずは安心しました」

――決勝戦を振り返っていかがですか。
 「負けていた展開で、5セット目に逆転して、流れを作れたというのが一番自分的には役割を果たせたという印象が大きいです」