【フィギュア】(女子)奥野が個人優勝!明大は団体2位で表彰台に/東日本学生選手権
今大会は、各大学から男女それぞれ4人まで選手が出場し、個人成績だけでなく大学ごとの団体スコアも競う大学対抗戦。明大からは4人の選手が出場し、奥野友莉菜(商2=駒場学園)が個人で優勝を果たした。団体では2位に輝き、表彰台は笑顔に包まれた。
◆10・18 東日本学生選手権(田中貴金属アイスアリーナ)
▼女子選手権

▼団体成績


奥野は日頃から本番と同じような心構えで練習に取り組んできた。「ブロック(東京選手権)を乗り越えた自分は強いんだ」と自らを鼓舞して挑んだ今大会。しかし冒頭の3回転ルッツ、3回転トーループのコンビネーションジャンプが2回転となり、最後のコンビネーションジャンプも乱れるという結果に「(ジャンプは)全くと言っていいほど納得いっていない」と悔しさをにじませた。一方で「ブロックに比べて、反対スピンもぶれずにしっかり回ることができたし、コレオスピンも形になっていた」とジャンプ以外のエレメンツには手応えを口にした。目標とする全日本選手権出場に向け、次戦の東日本選手権へ弾みをつけられたか。

元榮愛子主将(商4=目黒日大)は昨シーズンから継続のプログラム『グリークピアノ協奏曲イ短調』を披露した。「2回転にしたルッツを決められたのは良かったが、他のジャンプが全部耐える感じになってしまったのはすごく反省点」。コンディションが良くないと話していた東京選手権から状態はあまり変わっていないと明かした元榮。6本のジャンプで思うように加点を伸ばすことはできなかった。それでも最後のスピンでは「ラストシーズンなので今までやったことを詰め込むぞという思いでやっている」とこれまで入れてこなかったキャンドルスピンを取り入れ、観客を魅せた。

山﨑舞美(商3=釧路湖陵)は純白の衣装を身にまとってリンクに立った。披露するのは『The Artist Overture/GeorgeValentine/Waltz For Peppy/Peppy And George』。「お母さんが作ってくれたずっと着たかった白い衣装と、ずっと使いたかった曲で振り付けもいろいろなところに大好きなポイントが散りばめられている。とにかく好きで、自分らしく滑れるプログラム」と想いを語った。
演技冒頭、3回転サルコーを着氷する。「みんなの力を借りて頑張ろうという気持ちもあったし、周りの声とかで緊張がほぐれてそれが最初の3回転サルコーの成功につながったんじゃないかな」と団体戦ならではの応援も山﨑の力となった。表現の核となるコレオシークエンスやステップシークエンスでは、繊細な音色に合わせた表現を見せた。

インカレ初出場となる1年生の吉田けい(営1=常盤木学園)は、ジャンプの難易度を下げ完成度を重視した構成で臨んだ。「転ぶなど大きい失敗をしなくて、まとめられた演技だった」と振り返るように、最後まで安定した演技を披露した。それでも自身の持ち味であるスケーティングに関しては「6分間練習の時からスピードが出ず、心配だった」と話す。本番では緊張も重なり、さらにスピードが落ちるなどプログラム後半には体力面にも課題を感じ、今後の強化に向けて意欲を示した。
[吉㟢帆奏、岩間美幸]
試合後のコメント
奥野
――演技を振り返っていかがですか。
「やはりまだジャンプの抜けがすごく多いです。諦めずに立て直すことは、いつもよりはできていると思いますが、ここ最近練習でもずっとジャンプがはまっているからこそ、本番でできない悔しさというのがあります」
元榮
――これからの試合に向けて意気込みをお願いします。
「気持ち的にはジャンプやはり自分が一番跳べていたなと思っている時に戻せるように、ジャンプもスピンもステップも今は全然崩れてしまっているので、1個でも良くなって終われるように最後まで諦めずに頑張ろうと思います」
山﨑
――フリープログラムのお気に入りのポイントを教えてください。
「このプログラムは今シーズンからのプログラムで、ずっと中学生の頃から使いたかった曲ですがその頃の自分にはまだ早いというか、滑りこなせる自信がなかったので、ずっと溜めていました。今シーズン、来シーズンと続けて使って、引退のプログラムと思って作ってもらったプログラムなので、その分他の今までのプログラムよりも気持ちを込めて滑ることもできると思います。白い衣装を着たかったという思いがずっとあってお母さんが作ってくれた白い衣装と、ずっと使いたかった曲で、振り付けもいろいろなところに大好きなポイントが散りばめられています。とにかく自分がすごく好きで、表現の部分でいけば自分に合った、自分らしく滑れるプログラムです。プログラム全体が気に入っていて、滑っていてすごく楽しいプログラムかなと思っています」
吉田
――今大会は団体戦ということで、明大の選手の演技を見た感想をお願いします。
「去年の全日本インカレ(日本学生氷上競技選手権)で優勝しているのでシードはありますが、シード枠を持っていたとしても、上に行かないと本戦には行けないので、そこは責任を持ってやりたいなと思っていました。しかし(納得のいく演技が)できなくて、とてもふがいないなという感じはあります。でも他の選手も頑張ってくれて、友莉菜ちゃん(奥野)は今1位なので先輩たちの演技を見て、やはりここにかける思いというか、やるぞという時にやる演技がすごく感動するものだなと思いました」
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