【フィギュア】(女子)奥野が総合10位に OG住吉が3位/東京選手権

 10月3日、東京選手権(ブロック)のシニア女子FSが行われた。奥野友莉菜(商2=駒場学園)とOG住吉りをん(令8商卒・現オリエンタルバイオ)が出場。住吉が4回転トーループを着氷し、3位で表彰台入りを果たした。奥野は総合10位となり、東日本選手権(東日本)へと駒を進めた。

◆10・2〜4 東京選手権(田中貴金属アイスアリーナ)
▼シニア女子FS

 SP8位の奥野は、ジャンプでミスが相次いだ。冒頭のコンビネーションジャンプはセカンドジャンプが1回転となり、3本目の3回転ループでは転倒。そのほかのジャンプも1回転になり、回転不足を取られたりするなど乱れ「練習したものが発揮できないもどかしさがある」と悔しさをにじませ、取材時には涙を流した。それでも『Song for the Little Sparrow』の音色に乗せ、美しいイナバウアーを披露するなど表現力を発揮。スピンでは2つとも最高評価のレベル4を獲得し、97.27点でFS11位となった。

(写真:白のパンツスタイルの衣装に身を包んだ住吉)

 住吉は転倒のない演技でまとめ、総合3位で表彰台入りを果たした。冒頭の4回転トーループは回転不足ながらも着氷。「練習でも完成形にたどり着いていなかったので、試合の緊張感の中であれだけのものができたのは頑張れたと思う」と振り返った。その後も大きな得点源となる3連続ジャンプを成功させるなど、細かな乱れはありながら転倒なしでまとめた。AIをテーマにしたこのプログラムは「今までのプログラムの中で断トツで疲れる」と語るように、ステップを踏み続ける濃密な構成。さらに純白のパンツスタイルの衣装も印象的で、住吉にとっても挑戦的なプログラムだった。「いい反応をいただけてうれしい」と笑顔を見せた。

 全日本につながる戦いは幕を開け、次の舞台は東日本。東日本から全日本へ進むことができる6枠をつかみ取ることはできるのか。活躍に期待が懸かる。

試合後のコメント
奥野
――全日本につながる大会という重圧が緊張にあらわれてしまったのでしょうか。
 「ブロックからしっかりやっていかなきゃなという思いはすごく強かったですし、1年間しっかり練習してきたので、全日本に向かうためにそれを見せつける場でもあったので、思いは強かったのですが、どうしてもうまく出せなかったです」

――東日本学生選手権(東インカレ)と東日本に向けて意気込みをお願いします。
 
「東インカレはFSのみだと思うので、しっかり今回のリベンジをしたいなというのと、インカレへ進む道なのでしっかり要素をもこなさなきゃいけないなというふうに思っています。東日本ではその先の全日本に進むための大事な通過点であるので、全日本に進むことは目標ではあるのですが、ただ進むだけでなくてそこでしっかりと自分の実力を最大限に出せるような試合にしたいと思っています」

住吉
――演技を振り返っていかがでしょうか。
 「こらえるところがたくさんあったんですけど、とはいえ昨年までだったら大きなミスにつながってしまっていたところでこらえることができたのは良かったです。プログラムをストーリーを通してお見せできたかなと思うので、総じてある程度良かったと思うんですけど、まだまだあらが出てきてしまうところと最後のコレオスピンが体力が持たなかったなというところがあったので、まだまだ悔しいところや伸びしろがあるかなというふうに思います」

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