【卓球】全員で戦い抜いた秋 4年ぶりの優勝で閉幕/秋季関東学生1部リーグ戦

2026.10.01

 大会最終日は、春季関東学生1部リーグ戦を制した強敵・中大との対戦。飯村悠太(商4=野田学園)・木方圭介(政経3=野田学園)組がダブルスを制して幕を開けると、3-2で第6試合へ。大一番を託された高橋航太郎(政経4=実践学園)がフルセットの末に見事勝ち切り、4年ぶりのリーグ優勝をつかんだ。

 リーグ戦最終戦はここまでともに5勝1敗の中大と対戦。一番手の飯村悠・木方圭組は序盤、相手の攻撃に苦しめられ、第1セットを落とす。しかし、第3セットでは、相手の5連続ポイントをものともせず、息の合った連携プレーで流れを引き寄せる。2番手は齋藤俊太朗(商1=明徳義塾)が出場した。台から下げられた位置でのロングラリーに苦戦し、惜しくも敗戦となった。3番手の木方圭は関東学生新人大会のシングルスで2位の成績を収めた谷本との一戦となった。第1セットでは相手に攻撃のスキを与えず、6連続ポイントを奪う。その後も主導権を渡さず、ストレートでこの試合を制した。4番手には飯村悠が出場した。第2セットではデュースにもつれ込む接戦となったが、13-13の場面でタイムアウトを取り、流れを引き寄せると、セットカウント3-0で試合をモノにした。続く5番手に入った芝拓人(情コミ3=野田学園)は第1セット序盤から6連続失点を喫すると、ネットミスや台から下げられ攻撃できない展開が続き、相手に主導権を握られたまま敗れた。

 チームスコアを3-2とし、勝利に王手をかけた明大。重要な第6試合には、ここまで秋季リーグ戦での出場試合全勝中で好調を見せる高橋が登場した。第1セットは立ち上がりから互いが探り合い、一進一退の攻防が続くも、10-12で惜しくも落とす。続く第2セットは、相手がタイムアウトを取った直後に5連続得点を許し、一気に流れを持っていかれたかのように見えた。しかし、ここから果敢に攻め返す。主導権を奪い返し、このセットを取り切った。第3セットは序盤に5連続得点を挙げ勢いに乗る。だが、相手の鋭い攻撃や台から離れたロングラリーで立て続けに失点し、落とす展開となった。それでも第4セットは、多彩な攻撃を次々と繰り出し、相手のミスを誘う。セットを奪い、試合をイーブンに戻した。勝負は最終第5セットへともつれ込んだ。タイムアウトを挟むと、高橋が一気に7連続得点を奪う。最後まで攻めの姿勢を貫き、そのまま押し切って勝利をつかんだ。優勝が決まった瞬間、高橋は大声を上げコートに倒れこんだ。ベンチで見守っていたチームメイトの目にも、涙が浮かんでいた。

 4年生にとっては、学生生活最後の団体戦となった。「自分たちが入学してから1回も優勝することができていなかったので、最後の最後で、しかも4年生2人が大活躍して優勝できてとてもうれしい」と主将の柳澤幹太(情コミ4=実践学園)は喜びを語った。次の試合は10月29日から11月1日まで鹿児島で開催される全日本大学総合選手権大会・個人の部(全日学)だ。4年ぶりに関東を制した紫紺たち。次は全国の舞台で、一人ひとりがさらなる高みを目指す。

[坪本奈々]

試合後のコメント
柳澤主将
――優勝おめでとうございます。秋季リーグを振り返って一言お願いします。
 「前半戦で早大に負けてしまって、でもそこで、そのあとの専大戦で7番の高橋が勝ってくれました。そこで本当にチームの流れが一気に変わって、優勝に向けてチームで1つにまとまったかなという秋季リーグでした」

――4年間で最後の団体戦となりました。4年間の団体戦を振り返っていかがですか。
 「この秋季リーグを迎えるまでは1回も優勝することができず、ずっと悔しい思いばかりしてきました。最後の最後にかけてきたので、そこで優勝できたのは、4年生も含めチームは全員嬉しいと思います」

――大学生活もあと数か月となりましたが、何か目標があれば教えてください。
 「全日本学生選手権が10月29日から11月1日にかけてあって、そこで2種目に出場します。学生としての最後の全国大会になると思うので、悔いなく自分の力を全部出し切りたいです」