【バレーボール】敗北糧にストレート勝利/秋季関東大学1部リーグ戦

2026.09.27

 前日の法大戦で惜しくも敗れた明大。一夜明けて臨んだのは学芸大との戦いだ。試合は明大が序盤から流れをつかみ、3-0でストレート勝ちを収めた。

◆9・5~10・24秋季関東大学1部リーグ戦(慶大日吉記念館他)
▼9・27学芸大戦(東海大湘南キャンパス)
〇明大3{25-20、25-19、25-20}0学芸大

〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)
S吉田竜也主将(政経4=駿台学園)、OH近藤大翔(政経2=日本学園)、MB渡邉健(政経4=日本航空)、OP三宅雄大(文3=駿台学園)、OH荒井貴穂(法3=駿台学園)、MB𠮷田将大(政経1=市立尼崎)、Li磯脇侑真(政経4=東福岡)

 前日の敗北で連勝がストップしてしまった明大には重い空気が漂っていた。それでも、主将の吉田竜は「個人的に出場している4年生の3人がチームの雰囲気を少し下げてしまった」と自らを含む4年生の反省点を口にし、改善を図る。同じく4年生の渡邉も「今日は絶対に勝つという気持ちでやった」と切り替えに専念。敗戦をバネに、再び勝利を目指してコートに向かった。

 第1セット序盤から明大は安定した強さを見せる。渡邉のブロックや緩急のついたアタックでじわじわと点差を広げると「𠮷田が普段よりもよく決めてくれた」(吉田竜)と主将も太鼓判を押すルーキーが攻守ともに活躍し、25-20で幸先のよいスタートを切った。続く第2セットは近藤の鋭いアタックで先制し、3点差をつける。一時は追いつかれる場面があったものの「ディグという自分たちの持ち味を最大限出せた」(渡邉)と堅いディフェンスで相手の攻撃を封じた。「つないで決める」(吉田竜)明大のバレーで第2セットを制した。

 第3セットも明大のリードは続いた。近藤の2連続得点で相手を突き放すとたまらず相手はタイムアウト。その後サービスエースを決められるなど3連続得点を許し、一時流れは学芸大に傾く。だが、ここで主将が冷静さを取り戻す。「自分が焦ってしまったところで悪い流れになってしまうから、今日は自分が落ち着いてやろう」と攻撃の要を担う吉田竜がしっかりと平常心を保ちチームを立て直す。最後は渡邉の高さのあるアタックや三宅のクイックなど多彩な攻撃で、ストレート勝利を決めた。

 敗北を乗り越え、見事勝利をつかみ取った明大。次は春季リーグでストレート負けを喫した中央大との戦いだ。「改善を求めてこの夏休みやってきた。自分たちが持っているものを全部出してしっかり勝ち切りたい」(吉田竜)。雪辱を懸けた一戦で、明大の真価が問われる。

[藤岡千佳]

試合後のコメント
吉田竜主将
――学芸大の印象を教えてください。
 「5番の堤凰惺君のサーブであったり、パイプ攻撃だったりがはまってきてしまうと自分たちも苦しい展開になるかなと思っていました。ですがこれまで持っていたフロアディフェンスといったディフェンス力で、堤君のサーブを1本で切ることができ、またパイプ攻撃もブロックできた点はよかったです」

――秋季リーグも中盤まで来ていますが、チームの完成度はいかがでしょうか。
 「春に比べてパイプ攻撃であったり、三宅のバックだったりが一気にチームの武器になってきているので、あとはそこを自分がどう生かせるかというところだと思います。特に来週からは上位チームとの戦いになるのでもっとチームの完成度を上げていきたいです」

渡邉
――秋季リーグを通しての個人の目標を教えてください。
 「スパイク賞とブロック賞を取ることが目標です」

――春からこれまでを振り返っていかがですか。
 「ラストイヤーなので悔いのないように取り組んでいくのと、後輩たちの力を最大限出せるよう雰囲気づくりやサポートを頑張って取り組んでいきたいです」