【バスケットボール(男子)】8点差を跳ね返し神大との接戦を制す/関東大学1部リーグ戦
敗戦が続き、苦しい戦いを強いられている明大。流れを変えるためにも、ここで一度仕切り直したい一戦となった。神大との接戦は終盤までもつれ込んだが、勝負どころで3Pシュートがさく裂。最後は突き放し、連敗脱出となる白星をつかんだ。
◆8・26~10・25 第102回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場 第二体育館他)
▼9・13 神大戦(明大和泉キャンパス)
○明大66{6―14、24―11、16―18、20―13}56神大
スターターはSF武藤俊太朗主将(政経4=開志国際)、PF鬼澤伸太朗(国際4=福岡大大濠)、PF塚田大聖(政経4=土浦日大)、PG森田稀羅(営4=北陸学院)、PG湧川裕斗(政経2=福岡大大濠)。
第1Q、まずは塚田のゴールで明大が先制する。しかし、その後は神大の堅いディフェンスを前になかなか得点を奪えない。思うように流れをつかめない中、ファウルから相手にフリースローを立て続けに与える苦しい展開に。放ったシュートもことごとくリングに嫌われ、主導権を握れないまま、6-14と8点を追う形で第1Qを終えた。
迎えた第2Q、反撃の口火を切ったのは石川晃希(営3=宇都宮工)。2Pシュートを沈めると、続けざまに3Pシュートを決め、一気に流れを引き寄せる。「特に何かを意識するというのは無かった。チームが苦しい状況で決めることができてうれしかった」(石川)。さらに湧川も3Pシュートで続き、点差は4点に。相手のトラベリングも重なり、徐々に明大のペースへと傾いていく。
勢いそのままに鬼澤、澤田竜馬(政経3=開志国際)が得点を重ね、ついに同点。さらに澤田のシュートで逆転に成功すると、ここから明大の攻撃が加速する。畳みかけるように得点を奪ってリードを広げ、30-25。第1Qの8点ビハインドをひっくり返し、5点のリードを手にして試合を折り返した。途中交代から鮮やかな活躍を見せた澤田は「身長が小さい分、それを補えるように、自分のスピードを活かしたアタックやディフェンスをしていけるように準備をしている」と語った。
第3Q、このまま流れに乗りたい明大だったが、神大も簡単には引き下がらない。一進一退の攻防からじりじりと点差を縮められ、ついには逆転を許す。それでも、澤田が3Pシュートを沈め、再び明大が前へ。さらに石川も勝負どころで3Pシュートを突き刺し、相手に流れを渡さない。46-43。わずか3点のリードながら、明大が一歩前に出た状態で勝負の最終Qを迎えた。
最終Qは神大の攻勢を受け、再びリードを奪われる立ち上がりとなる。それでも森田の3Pシュートですぐさまビハインドを跳ね返すと、ここから明大が一気に畳みかけた。塚田、湧川が立て続けに3Pシュートを沈め、リードは一気に10点まで拡大。第3Qまで続いた接戦から抜け出し、試合の主導権を完全に引き寄せる。その後も湧川を中心に着実に加点し、神大に反撃の隙を与えない。最後までリードを守り抜いた明大が66-56で勝利し、激しいシーソーゲームを制した。
[渡部遥人]
試合後のコメント
澤田
——試合を振り返っていかがですか。
「悪い流れで入ってしまったが、その後に2ピリくらいから自分たちの流れをつかんで、逆転できたところが一番良かったかなと思います」
——連敗が続いている中でしたが、どのような心境で臨みましたか。
「連敗してしまうと、リーグ戦で上位に上がれないことはチームで認識しているので、とにかく今日は勝ち切るってことを目標に、気合いを入れました」
石川
——今シーズンに入って、何か自身の中で変わった部分はありますか。
「去年は上級生がいましたけど、今年からは自分が上級生という立場になって、後輩を引っ張らないといけないので、試合に対する考え方が変わってきたなと思います」
——試合に対する考え方というのはどんな部分ですか。
「緊張感が去年よりあります。去年は先輩がいて安心感がありましたが、今年からは自分がチームを中心選手の1人だと意識し始めて、どれだけ自分が出ている時間帯で爪痕を残すかというのを意識したのが一番変わったと思っています」
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