【ラグビー】筑波大と激闘の末に勝利/関東大学春季交流大会Aグループ

2026.06.29

 雨が降る中での試合となった関東大学春季交流大会(春季大会)最終戦の相手は筑波大。前半、筑波大の猛攻に苦しんだが、執念のパスリレーでトライを決めた。後半も苦しい展開の中でも堅守を見せ、最終スコア28―17で見事勝利を飾り、春季大会2位という成績で幕を閉じた。

◆6・28 関東大学春季交流大会Aグループ(筑波大学グラウンド)
▼対筑波大戦

〇明大28{21―7、7―10}17筑波大
T=亀井、物部、藤井、白井
G=萩井3、伊藤利

 前半序盤、筑波大が22メートルラインを超える猛攻が続き苦しい展開となった。だが前半20分、明大がついに牙をむき、右LO物部耀大朗(商4=中部大春日丘)がフェーズを重ね、ゲインした。「あそこはいい形でボールも出てきて、相手の前がBKだったので、しっかり狙って取れたらいいトライだった」(物部)。明大の勢いは止まらない。前半23分、左CTB白井瑛人(商3=桐蔭学園)がハーフウェイライン付近でボールを受け取り、快足を飛ばして追走するディフェンスを引き離し、そのままインゴールへ飛び込んだ。「いいタックルの後にしっかりターンオーバーができて、そこからつながってトライだったので、BKでしっかりターンオーバーができたというところは良かった」(白井)。その後も明大は快進撃を続け、左PR田代大介(営4=大分舞鶴)の俊足が光り、5メートルラインまで自陣を進め、前半34分、NO8藤井達哉(政経4=東福岡)がトライを決めた。「用意していたサインがしっかり決まって周りもしっかりと固めてくれたので、トライを取ることができた」(藤井)。筑波大の攻撃を見事に防ぎ切り、21―7で前半を折り返した。

 後半もこのまま流れに乗って点差を引き離したい明大。鋭いカウンターアタックを決め、敵陣へと攻め入るなどと相手ディフェンスにプレッシャーをかけ続ける。しかし、筑波大にトライを許し、相手のアタックに苦しむ展開となった。後半45分形勢逆転をした明大。猛烈なタックルを浴びながらも、執念で左LO亀井秋穂 (政経4=長崎北陽台)がインゴールへ体をねじ込んだ。その後も明大は堅い守りを見せ続け、28―17で試合を終えた。

 今試合での勝利により、明大は4勝1敗の準優勝で春季大会を終えた。「春シーズンは初戦から少し元気がなかったので、ここから夏合宿でまた試合があると思うので、もう1回チーム全体で士気を高めて、夏合宿から冬まで全勝でいきたい」(SO萩井耀司・商3=桐蔭学園)。『ALL IN』を掲げ、21世紀初の連覇に向けて快進撃を続ける明大。さらなる成長を見せてくれる紫紺の戦士たちに注目だ。

[竹中美貴]

試合後のコメント

藤井
――春シーズンを総括していかがですか。
 「チームのメンバーのケガがあったり、いろいろとメンバーが変わるところがありました。うまくいってないことが多くて、それに対して何が足りているのかというミーティングに関してはしっかりできていたと思うので、そこを継続して秋につなげていきたいと思います」

萩井
――チームで良かった点と反省点を教えてください。
 「最終戦ということもありましたし、去年は筑波に全敗というところで、メンバー全員気持ちも入っていて、それがプレーに出ていたところはとても良かったですが、ゴール前の取り切るところで取りきれなかったところが、この試合での課題で上がりました」

物部
――筑波大の印象はいかがでしたか。
 「ラインアウトのセットプレーのところをとても意識していて、僕たちFW自身は結構しんどいなという部分はありました」

白井
――今後の意気込みをお願いします。
 「春季が終わりましたが、夏合宿に向けて、いろいろ準備をしてチームとしても個人としてもしっかりレベルアップしていきたいと思います」