【硬式野球】競り合うも敗戦 得点かなわず/夏季オープン戦

2026.08.20

 秋季リーグの開幕まで、およそ1カ月を迎えた。今試合の対戦相手は、第75回全日本大学野球選手権記念大会にも出場した天理大。対する明大のスターティングメンバーには、大学日本代表に選出された榊原七斗外野手(情コミ4=報徳学園)、岡田啓吾内野手(商4=前橋育英)が名を連ねた。しかし、明大打陣は天理大投手陣を崩すことができず、01で惜敗を喫した。

 試合序盤は互いに得点を許さない展開が続いた。明大打陣は天理大の先発左投手を相手に打線が繋がらず、4回連続3者凡退など、中々先制点を奪えない。6回裏には内藤大翔内野手(政経4=天理)が、7回表には内海優太外野手(商4=広陵)が先頭打者で単打を放つも、後続がつながらず、チャンスをつくることもままならない戦況になる。8回表には、明大投手陣のミスも絡み、右前適時打でついに1点を許した。逆転を狙いたい明大打陣であったが、初回以降、誰一人として三塁にたどり着けないまま、併殺で試合終了。反撃の一手を下せなかった明大の安打数は、わずか4にとどまった。

 今試合の苦い結果に、明大メンバーは多くの課題を認識した。9回裏に右前単打を放った吉田翔輝外野手(文2=大阪桐蔭)が「先発投手攻略が中々できなかった。左投手への対策が課題」と語ったように、天理大投手陣を筆頭に、投手攻略の問題が浮き彫りになった。今試合でも先発、三番手投手が左投げであったが、ほとんどが三者で抑えられている。打線の半分以上を左打者が占める明大打陣にとって、左投手の攻略は急務となるだろう。また内藤は「個人個人で結果を出さないといけないのは当然だが、個人の方が出過ぎている。もっとチームとして勝つために、アウトのなり方など、色々こだわっていかないといけないと思った」とも語った。

 秋季リーグまでおよそ1カ月。この一戦で得た課題を、今後の夏季オープン戦で克服できるか。見据えるは、春に一歩届かなかった王座のみ。猪軍団の更なる成長に目が離せない。

[大塚あみ]

試合後のコメント
内藤
――打線がなかなか続かない状況だった。試合中の心境はいかがでしたか。
 「(打線が)続かないのはもどかしさがありました。こういった場面で流れを変えるような長打が打てる選手になりたいです」

――ちょうど秋季リーグまで1カ月くらいになります。リーグに向けてどのような課題がありますか。
 「個人的に春は三振が多かったです。オープン戦ではまだ三振していませんが、もっとレベルの高い相手との対戦が増えてくるので、追い込まれてからの対応力を磨いていきたいです」

吉田
――9回の右前安打で意識したことはなんですか。
 「1死無塁の状況でしたが、最初はセーフティバントを狙ってました。それができなかったので、そこでヒッティングに切り替えて、なんでもいいから塁に出ようと思っていました」

――秋季リーグ戦までに取り組みたいことはなんですか。
 「チームだけでなく個人のレベルもしっかりと上げて、チーム全体に勝ちを結びつけられるように、しっかりと自分の仕事をしていきたいと思っています」