東海大B戦 攻守で圧倒し快勝/練習試合

2026.05.30

 雲ひとつない晴天の下行われた東海大との練習試合。前半は自陣に押し込まれる場面も多かったが1トライに抑え、後半では終始攻守の主導権をにぎり続け57-12で白星を飾り、帝京大戦敗北の流れを断ち切った。

◇5・30 練習試合(東海大湘南校舎ラグビー場)

〇明大57{17-7、40-5}12東海大

T=笠井2、平2、須藤、松岡、瓜生丈仁、田島、小巖
G=伊藤利4、神尾2

 試合開始から両校一進一退の攻防が続く中、先制を決めたのは明大。前半8分にトライライン付近のラインアウトからモールを形成し、HO須藤蔣一(情コミ1=東福岡)がトライを決める。「周りの選手がいいモメンタムを作ってくれて、空いた所があったので、そこに走り込んでトライした。FW全員で取ったトライだと思う」(須藤)。その後東海大にスクラムで押し込まれた後トライを奪われ、追いつかれてしまう。そこから自陣に押し込まれ、何度も東海大にチャンスを作られるもボールを逃がし守り切る。前半33分にスクラムからボールを回し、FL瓜生丈仁(法2=小倉)がトライを決める。またも東海大にチャンスを作られる場面が増えるが、食らいつくようなタックルで失点を防ぐ。前半40分後藤快斗(政経2=桐蔭学園)がボールを奪い、敵陣を切り裂くランでチャンスを作り、スクラムから押し込んで、LO松岡風翔(政経4=大阪桐蔭)がラックサイドのスキをつきグラウンディング。前半多くのチャンスを作るも点を奪いきれない東海大に対し、明大は数少ないチャンスをつかみ取り、17―7で試合を折り返した。

 後半開始3分に東海大の猛攻に押し切られトライを許してしまう。ここから東海大のターンになると思われたが、明大が揺らぐことはなかった。後半6分に田島柊(営3=明大中野)がトライを決め、流れを明大のものにする。後半12分、ラインアウトからモールを起点に笠井大志(商2=国学院久我山)がトライを決める。後半17分にはラインアウトから速いパス回しによる連携によって平将輝(政経4=明大中野)がトライゾーンへ駆け抜けた。「WTBは得点を取り切るポジションなので、自分自身がチームを勢いづけられるようなプレーができたてよかった」(平)。後半21分には笠井が、後半28分には平が2本目のトライを決め、さらにリードを広げていく。平は東海大のタックルを受けてもひるまず、相手の守備を切り裂きトライを奪った。後半42分に小巖洋翔(法1=明大中野)がダメ押しのトライを決め、ノーサイドとなった。後半には風が強く吹いている中、伊藤利江人(商4=報徳学園)が3ゴール、神尾樹凛(政経2=国学院栃木)が2ゴールを決めた。後半は開始早々東海大に1トライを献上したものの、それ以降はほとんど東海大にハーフウェイラインを跨がせることなく圧倒した。

 帝京大戦の敗北を受け各々が課題を見つけて挑んだ東海大との練習試合。「先週の帝京戦で出た課題がディフェンス中心だったので、ディフェンスを練習から意識した」(松岡)と反省点が生かされていた。次回は春シーズン最後の専大戦。「Bチームとしては次の専大戦で最後だが、チームとしては今後もまだまだ続いていくので、Aチームに上がれるような試合をしていきたい」(平)。帝京戦からさらにレベルアップした明大。この勢いのまま31日の関東大学春季交流大会・東海大戦も勝利したい。

[佐々木嵐]

試合後のコメント

神尾

――今日のご自身のパフォーマンスを振り返っていかがですか。

 「50点くらいだと思っています。自分の役割はまだ遂行できていなかったので、キックの精度や、1つ1つをスキルの向上を目指して春シーズンを頑張っていきたいと思います」

須藤

――今日の試合はどのような気持ちで臨みましたか。

 「東海大もFW中心のチームなので、自分たちFWがしっかり崩せるようにというマインドで試合に挑みました」

松岡

――今後に向けて意気込みをお願いします。

 「まだBチームなので、自分自身Aチームにもっと絡めるようにしていきたいです。Bチームに入ったのであれば、そこでも自分の役割をしっかり遂行できるようにしていきたいと思います」