早大から大金星! 春季リーグ5位で幕を閉じる/春季関東大学1部リーグ戦
春季関東大学1部リーグ(春季リーグ)最終戦は早大と激突。序盤から勢いに乗ると、そのままストレート勝利を決め、5位で春季リーグを終えた。
◆4・11~5・23 春季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス他)
▼5・23 対早大戦(早稲田アリーナ)
◯明大3{25-21、26-24、25-23}0早大
【スターティングメンバー】(ローテーション順)
S吉田竜也主将(政経4=駿台学園)、OH近藤大翔(政経2=日本学園)、MB渡邉健(政経4=日本航空)、OP三宅雄大(文3=駿台学園)、OH野村達稀(政経2=東北)、MB成村航希(政経3=東海大相模)、Li磯脇侑真(政経4=東福岡)
日本代表に選出された麻野堅斗、川野琢磨を擁する早大との最終戦。早大は昨年度の春季リーグ、秋季関東大学1部リーグ(秋季リーグ)、全日本大学選手権で優勝をしている王者だ。「正直、力的にはあちらの方が上だと感じていた」(磯脇)という言葉通り、挑戦者として臨んだ一戦だった。
第1セット序盤から激しい攻撃で早大に食らいついた。長いラリーを制すと、相手のミスやブロックでさらに連続得点し勢いに乗る。多彩な攻撃で相手を翻弄(ほんろう)し、リードを許すことなく第1セットを先取した。
勢いに乗る第2セットではディフェンスが光った。渡邉、三宅のブロックポイントで開始すると、その後も相手のアタックを止めてポイントを重ねる。「リーグを通してだんだん自分たちのフロアディフェンスが良くなっていき、今日はリベロの磯脇やブロックのワンタッチがボールをつなげてくれて、最後得点になっていた」(吉田竜)。しかし、中盤、ライン際の早大サーブがインとなるなどミスが続き、3連続で失点。タイムアウトを取った明大だが、すぐに切り替えブロックで追いつくと、試合はデュースとなる。リリーフサーバーとして入った野村達稀(政経2=東北)がサーブで相手を崩すと、近藤の強烈なアタックで相手を追い詰める。最後は渡邉の一枚ブロックで点をもぎ取り、第2セットを制した。
勝てば早大にストレート勝ちとなる第3セット。再び明大のブロックポイントでセットが始まると、早大が牙をむく。ブロックやミスが続き、14―18とじわじわと点差を離されてしまう。明大の悪い流れを変えたのは近藤のサーブだった。「サーブが入らないとひたすら相手にやられてしまう」(近藤)とサーブで相手を崩し得点すると、次のプレーではサービスエースを決め、相手の背中をつかみチームに勢いをもたらす。渡邉、成村のブロックでついに逆転を果たすと、何度もブロックに阻まれたものの執念のレシーブでつなぎ続け荒井のアタックでブレイク。2点差に持ち込むと、最後は「これはもう決まったなと思った」近藤のアタックがセットポイントとなり、チーム一丸となって早大から2016年ぶりとなる白星を挙げた。
「ベンチや2階席などの周りの方々の応援のおかげで勝てた」(磯脇)と大声援の中で勝利をつかんだ明大。春季リーグ全体としては5位に終わったが、「早大に勝てる実力が自分たちにある」(近藤)とチームでの大きな自信を得た。さらに近藤がベストスコアラー賞、磯脇がサーブレシーブ賞、リベロ賞を受賞し、個々の高い実力も証明された大会となった。次の大会は6月に行われる東日本大学選手権。「トーナメントの難しさも経験できる大会で、チームとしてどんどん上がっていきたい」(吉田竜)。勢いに乗る明大バレー部に注目だ。
[藤岡千佳]
試合後のコメント
吉田竜主将
――春季リーグで得た収穫を教えてください。
「結果としては5位で終わってしまったのですが、筑波大や早大に勝てたというのは自分たちの良さが出た試合があったということですし、逆に取れるセットを取れなかったというのも自分たちの課題として出たと思います。これから秋季リーグ、全日本(大学選手権)に向けてまだ自分たちの良さを伸ばしていけると思うので、出た課題をもっと追及して練習していくという、今後に向けてとてもいいリーグだったのかなと思います」
磯脇
――サーブレシーブ賞、リベロ賞を受賞されましたがいかがですか。
「自分の力だけではなく、球出しを遅くまで付き合ってくれている同期だったり、後輩やボール拾いをしてくれている人たちだったりのおかげで取れたと思っているのでもっと頑張っていきたいですし、サポートしてくれるみんなに『ありがとう』を伝えたいです」
近藤
――エースとしての自覚はありましたか。
「自覚はありましたし、監督からも常々『お前がエースだ』と言われていたので、スパイクだけではなくて、守備だったり声だったりでチームを鼓舞できるように頑張っていました」
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