福原の犠飛で得点し接戦を制す 奇跡の逆転優勝へ勝ち点を獲得/東京六大学春季リーグ戦

2026.05.24

 春季リーグもいよいよ最終盤となり、優勝争いは佳境に突入している。法大2回戦は、7回まで同点の両者一歩も譲れぬ状態が続く中、8回裏に明大打線が満塁の好機をつくると、福原聖矢主将(国際4=東海大菅生)の中飛に榊原七斗外野手(情コミ4=報徳学園)がヘッドスライディングで生還し勝ち越し点をもぎ取り、明大が価値ある一勝を手にした。

 ついに春季リーグ最終カードとなった法大2回戦。明大の先発・湯田統真投手(政経3=仙台育英)は1回表に安打と失策の走者を背負いピンチを迎えるも、無失点で切り抜ける。その後、3回表に安打の走者を背負い、法大・熊谷内野手に左中間への二塁打を打たれ失点。4回表には逆転を許し湯田は4回2失点で降板した。後を受けた三浦心空投手(政経4=東邦)は魂のロングリリーフで4回4奪三振無失点に抑えた。野手陣も三浦の好投に応える光弘帆高内野手(商4=履正社)の好守や福原の牽制球でアウトをもぎ取った。

 一方の打線は1回裏に岡田啓吾内野手(商4=前橋育英)の本塁打で幸先よく先制に成功。しかしその後、4回裏まで走者を出しながらも要所を締められその間に逆転を許した。5回裏に津田基外野手(文4=近江)、田上夏衣外野手(商3=広陵)、岡田の3連打で同点にこぎつける。その後、8回裏に榊原と光弘の安打、為永皓内野手(情コミ1=横浜)の死球で満塁とする。ここで打席に立った福原が中飛を打ち上げ、榊原が気迫のヘッドスライディングで本塁に生還し勝ち越し点を奪った。最後は守護神の松本直投手(情コミ4=鎌倉学園)が1死一、三塁のピンチを背負うが、またも光弘の好守があり無失点に抑え、明大が3―2で勝利した。

 決死の思いで臨んだ法大戦。投打ともに奮起し2連勝で勝ち点をもぎ取り、奇跡の逆転優勝へ今年のスローガンのごとく望みをつないだ。人事を尽くした明大ナイン、あとは天命を待つのみである。

[白石京太郎]