(番外)後藤がJ3・ギラヴァンツ北九州へ来季新入団内定!

サッカー
2019.01.25

 1月11日、GK後藤大輝選手(政経4=大宮アルディージャユース)のJ3・ギラヴァンツ北九州への来季新入団内定が発表された。明大の今季プロ入り内定は、8人目だ。


 「真面目な性格で練習にもすごく真摯(しんし)に向き合って取り組む」(池上礼二コーチ)。後藤はトップチームでの出場機会は少なかったものの、試合前のアップで「スタートの選手と同じくらいの気迫でアップをしていた」ことを高く評価され、J3・ギラヴァンツ北九州からのオファーを獲得。プロサッカー選手になるという目標をかなえた。「まだスタートライン。ここから這い上がりたい」とひたむきに上を目指す。


後藤のコメント

――プロ入り内定した今の心境を教えてください。

 「プロとしてスタートラインに立ててうれしいです。自分のサッカー人生に関わった全ての人に感謝しています」


――内定までの経緯を教えてください。

「今年の年始に栗田大輔監督を経由してオファーを頂きました。昨年の夏に自分が試合に出場していた時のプレーを見ていただいて、そこから自分のプレーをチェックしてくださったそうです。後期はあまり試合には出場していませんでしたが、試合前のアップで『スタートの選手と自分が、どちらが出場するか分からないくらいの気迫でアップをしていた』ということをすごく評価していただきました。誰かが見ていない時でも、プロサッカー選手になるという目標に向けて常に100%で努力することはすごく大事だなと感じました」


――同期の4年生からは何か言われましたか。

「先日、四送会があったのでその時にみんなに祝福してもらいました」


――大宮アルディージャユース時代からチームメイトで、J2・大宮アルディージャに内定しているMF小野雅史選手(政経4=大宮アルディージャユース)からは何か言われましたか。

 「また同じチームでプレーしたいと言われました。そして、よりレベルの高いところでできたらいいねと話しました」


――監督やコーチからは何かお言葉は頂けましたか。

「まずは『おめでとう』と言われました。また、プロというスタートラインに立っただけなので『ここからステップアップしていくことが大事だ』というお話を頂きました」


――プロサッカー選手以外の道も考えていましたか。

「最初は考えていました。昨年の夏頃に、人材紹介業界の企業からいくつか内定を頂いていました。ですが、それから総理大臣杯での優勝を経験して『やっぱりサッカーだけに専念したい』という気持ちから内定は全てお断りさせていただきました」


――人材紹介業界を選んだ理由はありましたか。

「最初はどういう職種に就きたいという思いはなくて、いろいろな業界で活躍している社会人の方とお会いしました。その中で人と会って未来をつくっていくことが面白いなと思って人材紹介というところを選んでいました」


――サッカー部の4年間を振り返ってみていかがでしたか。

「とにかくレベルの高い環境に身を置きたいという思いで、明大体育会サッカー部に入部しました。実際にその通りで、1、2年生の時はトップチームに関わることはできなかったです。3、4年生になってからは少しずつ試合に出場できましたが、それでも絶対的なポジションは取れなかったです。ですが、常にそういう厳しいところに自分の身を置いたことで、『試合に出たい』という思いから『私生活の部分でもサッカーにつなげよう』という意識が出てきます。すごくストイックになれたと思います」


――印象に残っていることはありますか。

「昨年の夏に行われた総理大臣杯で優勝できたことです。一番うれしかったです。4年間一緒に過ごした同期たちと、最終学年で大きいことを成し遂げられました」


――プロでの意気込みをお願いします。

「やっぱりまだスタートラインに立ったばかりなので、これからが本当の勝負だと思います。ここから這い上がっていけるように日々を大切にしていきたいと思います」


――ありがとうございました。


[古賀章太郎]


◆後藤 大輝(ごとう・だいき) 政経4、武南、185センチ・79キロ