(18)「アミノバイタル®」カップ直前インタビュー③/桒原陸人
6月11日に「アミノバイタル®」カップ2026(アミノ杯)が開幕した。関東大学1部リーグに所属する明大は、19日に行われる3回戦・明学大戦が初戦となる。現在リーグ戦5連敗と勝利が遠のいている明大だが、今季初タイトル獲得に向けてチームの立て直しに期待がかかる。
今回は桒原陸人(商4=ガンバ大阪ユース)のインタビューをお届けします。(この取材は6月17日に行われました。)
――リーグ戦前半を振り返っていかがですか。
「10位という結果で前期を終えることになったので、全く納得のいく結果ではなかったですが、悪い時期だけではなく、勝っていた時期もありました。後期は優勝を目指しますが、今はとにかく「アミノバイタル®」カップに集中してやっていきたいと思っています」
――現在のチームの雰囲気についてはいかがですか。
「現在リーグ戦で5連敗してしまっている中で、もう前を向いてやるしかないという雰囲気になっています。後ろ向きな発言も特にないと思っていますし、チーム自体はいい雰囲気でやれています」
――これまでのご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「納得がいっていない部分もあります。チームとしての得点が少ないというところで、もっとゴールやアシストなど自分が結果でチームを勝たせていかないといけないと思います」
――主将として大変だと思うことはありますか。
「一番は責任というところです。勝っても負けてもやはり自分の責任だというふうに思いますし、ずっと試合に出させてもらっている以上、チームを勝たせる責任があります。ピッチ内外においては方向をそろえるところが一番難しくて、それは自分だけではなく副主将の小澤(晴樹・政経4=大宮アルディージャU-18)や多久島(良紀・文4=青森山田)に助けてもらいながらというところではあります。やはり自分がチームの方向を決めなければならないので、その責任を背負うところが今までとは一番違うところです。そこに対してのプレッシャーもありますが、楽しみながらやっていきたいと思います」
――アミノ杯でのチーム、そして個人としての目標を教えてください。
「チームとしてはタイトルの獲得です。シーズンが開幕したときに目標として挙げているので、全員の力が必要になってくると思います。総理大臣杯(総理大臣杯全日本大学トーナメント)の出場権を獲得するというところを最低限の目標にして、優勝を目指していきたいと思っています。個人としては、やはりこの大会が自分の人生にも関わってくると思っています。得点力という課題がシーズンの始めから続いているので、ゴールやアシストという結果でチームを勝たせたいです。毎試合2得点以上取れるようにということを監督から提示されているので、それに貢献していきたいと思っています」
――リーグ戦での連敗をどのように生かしていきたいですか。
「今連敗している原因としては、一つ一つの場面ごとにチームとして何をするべきなのかがそろっていない印象があります。相手の背後をシンプルに使って守備から入るのかや、セカンドボールを拾っていい守備からいい攻撃をするのか、というところが今はできていないです。アミノ杯はトーナメントで、初戦は相手も明治をリスペクトして少し引いてくる展開が予想されています。そこでもし点が入らない時間があったとしても、ブレずにチームとしてやるべきことをそろえるということを継続していけば、それがリーグ戦にもつながっていくと思うので、アミノ杯では勢いを大事にしたいです。今うまくいっていなくても、泥臭く、勢いを持ってやっていけたらいいなと思っています」
――プレー中のこだわりはございますか。
「一番は三原則のところです。明治が大切にしている運動量、球際、切り替えという三原則があるのですが、リーグ戦でも、相手は間違いなく後半それが落ちてくるなと感じています。それが落ちないのが明治なので、その三原則を徹底すれば勝利の数も上がっていくのかなと思います」
――下級生の中で注目したい選手はいますか。
「下級生だと、柴田翔太郎(政経2=川崎フロンターレU-18)にとても期待しています。柴田は主にSB(サイドバック)でプレーする選手なのですが、明治のSBとして、オーバーラップして前線に飛び出していくのをとても意識してやってくれていると感じています。もちろん課題はありますが、自分の目から見て、やろうとする姿勢を一番感じる下級生です。リーグ戦やアミノで出場機会をもらって、さらに成長していってほしいと思います」
――最高学年として挑むことについてはいかがですか。
「アミノ杯に限らずですが、全てが最後になるという中で、自分が全てを背負うという覚悟でやっています。チームが勝てれば自分はもうどうなってもいいくらいの覚悟でプレーをしていて、そしてそれは自分だけではなく4年生全員がしていることなので、その努力が報われればいいなという気持ちでやっていきます」
――アミノ杯への意気込みを教えてください。
「総理大臣杯に出場するのは絶対ですが、まずは目の前の1試合、目の前のワンプレー、目の前の練習の一つ一つにこだわり続けて、結果がついてきたらいいかなと思っています。浮き足立たず、チャレンジャー精神を忘れずにやりたいです」
――ありがとうございました。
[小松蕗由]
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