(16)「アミノバイタル®」カップ直前インタビュー①/小澤晴樹
6月11日に「アミノバイタル®」カップ2026(アミノ杯)が開幕した。関東大学1部リーグに所属する明大は、19日に行われる3回戦・明学大戦が初戦となる。現在リーグ戦5連敗と勝利が遠のいている明大だが、今季初タイトル獲得に向けてチームの立て直しに期待がかかる。
今回はDF小澤晴樹(政経4=大宮アルディージャU-18)のインタビューをお届けします。(この取材は6月17日に行われました。)
——チームの状態はいかがですか。
「雰囲気的には悪くはないかなというのはすごく感じています。5連敗している中で最初に負けたのが国士舘で、その頃の練習の雰囲気、熱量、活気に比べたらよくはなっています。ただ、結果が出ていないので少し自信がない選手や苦しんでいる選手も多いと思います。明治として勝たなければいけない、結果を残さなければいけないというのはわかっていますが、ネガティブになりすぎてもいい結果は出ないと思います。前向きにやっていくこと、幹部を中心にチームをよくしていくことを考えながらできているとは思うので、勝てれば勢いは出てくるのかなというふうにはすごく感じています」
——最上級生としてこれまで振り返っていかがですか。
「現状上級生にケガ人がすごく多くて、試合に出ているメンバーも4年生がほとんどいなくて大変ではありますが、巻き込む力がまだまだ足りてないなというのはそれぞれ上級生も感じていると思います。今いるメンバーで上級生がどうチームを、下級生を巻き込んでやっていけるかが大事だと思うので、巻き込む力というのはもっとつけていかなければいけないかなと思います」
——ここまでのプレーを振り返っていかがですか。
「失点が多いので、そこはCB(センターバック)としてふがいないなと感じています。あとは4年目にもなるので、個人のプレーがどうとかの前に周りをどう動かして、どううまく活かせるかが4年生としても大事だと思うので、そこの周りを動かす声やリーダーシップというのはもっとやっていかなければいけないなと感じています」
——直近のリーグ戦では失点が多くなってしまうと思いますが、その原因はどこにあると考えていますか。
「一対一で負けている場面が多いなというのは感じています。関東リーグのレベルになると、フリーで打たせてしまえばいいところで飛んだり、シュートが入ってしまう確率というのがすごく高くなってくるので、ディフェンスの距離が遠くなってしまっていると思います。それは試合でどうこうできるとかではなくて、普段の練習からどう突き詰めていくかが失点を少なくする要因の一つだと思うので、練習の中でもっと要求していくしかないかなと思っています」
——「アミノバイタル®」カップに向けてチームとしてどのようなことを重点的に練習していますか。
「まずは個人のところ、一対一や二対二など個のところを強くしようというのは監督と考えています。あとはチームとしてどう矢印をそろえていくかというところです。明治の選手はそれぞれ頑張ることはできますが、バラバラになったらそれぞれが違う方向を向いて頑張ってしまうので、そこは自分と桒原キャプテン(陸人・商4=ガンバ大阪ユース)を中心に、全員の方向性をそろえて一つになることが大事なのかなと思っています」
——最高学年として臨む「アミノバイタル®」カップへのお気持ちを教えてください。
「毎回初戦はすごく苦労していて、1年生の頃は負けて、2、3年も1点差でギリギリ勝ったのと、PK戦で勝ったっていう形ではあるので、難しい試合になるというのは試合をする前からわかっていますが、自分たちがやってきていることは間違ってはないと思っていますし、自信を持って明治らしくサッカーができれば必ずいい結果はついてくると思うので、自信を持って挑みたいです」
——個人として注目してほしい点はありますか。
「対人の部分は負けないという自信はあるので、そこに注目してもらえたらと思います」
——下級生で期待している選手はいますか。
「ずっとSB(サイドバック)で一緒に組んでいる柴田翔太郎選手(政経2=川崎フロンターレU-18)です。まだ足りない部分もあると思いますが、前に出ていく力だったり推進力というのはすごく頼もしくて彼のいい部分だと思います。前に出ていくスピードや運動量というところを、明治のSBとして表現しようと頑張ってくれていると思うので、翔太郎にも注目してほしいです」
——「アミノバイタル®」カップの目標と意気込みを教えてください。
「もちろん目標は優勝です。ですがその前にまず一戦一戦戦っていかなければ足元すくわれてしまうと思うので、目の前の相手に一戦一戦勝っていくというのと、総理大臣杯(総理大臣杯全日本大学トーナメント)にもつながる大会ではあるので、まずは2勝というところを目指してチーム一丸となってやっていきたいなと思います」
――ありがとうございました。
[近藤陽紀]
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