(4)「チーム一丸になって日本一をもう一度取る」木谷光寮長 新体制インタビュー

2026.05.04

 昨年度、関東大学対抗戦(対抗戦)、全国大学選手権(選手権)の両大会で優勝を果たした明大。今年度は大川虎拓郎主将(法4=東福岡)が先頭に立ち、スローガン『ALL IN』を掲げ2連覇を目指す。本連載では新チームの監督と幹部となる4年生のインタビューを全6回にわたって掲載していく。

 第4回は木谷光(商4=報徳学園)選手のインタビューをお送りします。(この取材は4月10日に行われたものです)

――寮長になった経緯を教えてください。
 「2月の卒部式前に3年生全員が集まって投票形式で決めました。僕はちょうどその時不在だったのですが、主務の長橋(駿・情コミ4=明大中野)から電話がかかってきました」

――どのようなところで推薦されたと感じていますか。
 「意外としっかりしているのかなと、そういうところで信頼されていたのもあるのかなと思っていて、それはうれしいなというところで引き受けた感じです」

――木谷選手から見て、幹部の方々はどのような方ですか。
 「主将は僕たちの代で絶対大川というのがあって、満票で大川になりそれぐらい信頼のある選手です。藤井(達哉・政経4=東福岡)と竹之下(仁吾・政経4=報徳学園)はプレーで引っ張って見せてくれるタイプです。特に藤井がプレーで見せてくれるタイプで、竹之下は高校から一緒で優しい性格で和やかな感じでそういったところで僕たちの代からの信頼もあって選ばれた感じです」

――寮長の仕事や役割を教えてください。
 「寮長の役割は、遅刻などの管理、食堂の食数や無断欠食があったりした時の管理、寮の分別などです。グラウンドでは大川が引っ張ってくるんですけど、寮内のことは任されていて、寮内の秩序や生活的なところを守るところが寮長の仕事です」

――最上級生になり心境の変化はありますか。
 「ラストの学年というところで気合が入りつつ、僕自身もリーグワンではやらないので最後ラグビーをやり切ろうかなと頑張っています」

――昨年度7年ぶりの日本一を果たし連覇が懸かる学年ですが、プレッシャーを感じますか。
 「実際シーズンが始まっていないというところもあるのと、自分たちの代も個性が強い代なので、自分たちを出してというところで、2連覇はするという目標を掲げてるんですけどあまり去年のことは振り返らず、ラグビーの練習に取り組んでると思います」

――昨年度のミーティングのやり方などの方針は引き継いでいきますか。
 「まだ方針とかはまだあまり話し合ってないんですけど、いい文化だと思っていたので、そういうところは引き継ぎつつやっていけたらなと思っています」

――前寮長の山川遥之(令8営卒=尾道高)さんからどんな言葉がありましたか。
 「卒部式でちょっと話す時間があった時に、『マジできついけど頑張れよ』みたいな一言をいただきました。寮内でもいろんな人がいて、ゴミの分別できない人とか、体調不良が流行る時期があったりして、寮長が中心となって寮内を回していくというところは、多分はるさんも大変だったっていうところで、そういった言葉をいただきました」

――チームをまとめる立場として、意識していきたいことを教えてください。
 「寮長ということで威厳も保ちつつ、チームを引っ張っていく4年生というのもあって、話しかけにくい雰囲気を作るというよりかは話しかけやすいような、ちゃんとするところはちゃんとして、遊ぶところは遊んでというのを切り替えられるような人を目指しています」

――今年の大川組はどのようなチームにしていきたいですか。 
 「個性が強いので、その個性を存分に出しつつ、チーム一丸になって日本一をもう一度取って2連覇を達成できたらいいなと思っています」

――今年のスローガンの『ALL IN』はどのように決まりましたか。
 「僕が不在の期間からずっと全員で話し合ってくれていて、僕が帰ってきた時に全員で集合して、ディスカッションというかいろんな案を出しつつ、ディベートしながらだいぶ長い間話して、最後『ALL IN』に行き着いたという感じです」

――春シーズンのチームとしての目標を教えてください。
 「春シーズンの目標を掲げるより、全員が大学日本一をもう1回取るというところを目標にしていて、それの通過点だなという認識でいるんですけど、やっぱり結果を大事に一番を取っていきたいなというところがあります」

――木谷選手の1年の意気込みをお願いします。
 「学生最後のシーズンなので、常に試合に出続けられるように、フィールドに立てるように、体のコンディションも整えながらラグビーのパフォーマンスもずっと100%できるようにしていきたいと思っています」

――ありがとうございました。

[岩本文乃]

◆木谷 光(きたに・ひかる)商4、報徳学園。182センチ・113キロ
 木谷選手のニックネーム・ぺっぺの由来を伺いました!「1歳くらいのときにぺたぺた歩いていて親からぺったんと呼ばれていました。それを喋り始めの自分が真似て言ったときにぺったんと言えずぺっぺと言って、そこからぺっぺで通っています(笑)」