今季初の無失点! 藤原弾で首位浮上/関東大学1部リーグ

サッカー 2021.05.16

 逆転で勝利を手にした慶大戦から中2週間で行われた第6節の相手は立正大。前半にいい流れの中で先制点を挙げると、後半はフォーメーションを変更し、さらに攻勢を強めた。追加点を挙げることは出来なかったものの、1-0で完封勝利。勝ち点3を加え、単独首位へと浮上した。


 

 試合は前半、藤原のドリブル突破からのシュートや、コーナーキックからの加藤のヘディングなど、序盤からチャンスを演出。流れをつかむと、13分、杉浦のスルーパスに反応した藤原が、相手GKとの一対一を制しシュート。「練習からこだわってやっていた」(藤原)という狙い通りの形から先制点を挙げた。その後は酒井剛(立正大)が続けざまにシュートを放つなど、危険な時間はあったものの、明大の最終ラインがこれを死守。前半を1点リードで折り返した。

 

 追加点を狙う明大は、太田、岡とともに、関東選抜に選出された佐藤をハーフタイムに投入し、前半の4-4-2から3-2-2-3にシステムを変更。後半は、金浦真樹(立正大)の地を這うシュートや、バイタルエリアからの2度のFKなど、手に汗握るシーンが続いた。それでも「0にはこだわっていた」(石井)。アディショナルタイムまで立正大の猛攻は続いたが、明大は、前線、中盤、最終ラインが一丸となって守り抜き、1-0のまま試合は終了。今シーズン初のクリーンシートを達成した。

 

 「明治らしいサッカーを」(石井)。早大、法大がともに敗れ、首位を奪還し迎える次節の相手は、関東大学トーナメントで3失点を喫し敗れた駒大。前節からの課題である守備を改善したことで、今季初の無失点試合となり流れに乗っているように見えるが、明大が目指すボールと人が動くサッカーは、まだまだ思うようにはできていない。今回の試合で浮き彫りになった課題を2週間で修正し、雪辱を果たすため、明大は邁進する。


[新津颯太朗]

 

試合後のコメント

栗田監督

――前節からの2週間ではどういったことに重きを置いて練習をして来ましたか。

 「失点が課題だったので、守備のところで、失点0に抑えることを意識して取り組んでいました」

 

――次節の相手は天皇杯予選で敗れた駒大ですがいかがですか。

 「このままでは首位は無理だと思うので、抜本的にみんな頑張り、もっといいゲームを見せていかないといけないと思います」

 

石井主将

――今季初の無失点、守備陣の課題として取り組んでいた成果が出ましたか。

 「100本のシュートのうち99本を止めても、一つの失点で試合に負けてしまうことがあり得るので、守備において0で抑えることは、常にこだわりたい部分ではあります。今回、無失点という成果が出たのは良かったと思います」

 

――第2節以来の有観客試合でしたが、盛り上がりなど、どう感じましたか。

 「観客に自分たちのサッカーを見てもらう楽しさ、嬉しさを感じることで選手自身のモチベーションも上がりました。コロナ禍で苦しい生活を送っている人に、元気や活力を与えられる試合をしなければならないと考えています」

 

藤原

――2戦連続ゴールとなりましたが、2年生が活躍している中で4年生の意地はありましたか。

 「はたから見れば4年の意地があるように見えるのは間違いないですが、チームが勝つことが最優先なので、明大が勝つためなら誰が点をとっても構わないのですが、自分が取れたらいいな、という思いは抱いていました」

 

――今シーズン初の無失点ではありましたが、追加点がとれなかったのは課題ですか。

 「前からハメていく、というスタイルで入ったのですが、ボールが空中にあることが多かった影響で、前線の守備が曖昧になり、いい守備からいい攻撃という明大のスタイルが機能していなかった点が、今後の課題であると思いました」


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