チャリティマッチで大奮闘、強豪慶大に100点ゲーム!/第27回京王電鉄杯
本日、明大は慶大、専大との2試合。特に慶大は昨秋のリーグ準優勝の強豪校だ。明大も慶大には敗戦続き。そんな2チームとの戦いは、新生明大バスケットボール部の成長と新たなエースの誕生を感じさせるものとなった。
初戦の相手は慶大。スターティングメンバーは佐藤(卓)主将、田村(政経4)、加藤(法3)、西川(情コミ2)、そして1年生からは安藤が出場した。明大ボールでゲームはスタート。開始すぐに田村が3Pシュートで先制点を決め、「金丸さんがいなくなったので自分が点をとることを意識してる」(田村)とプレーでチームを引っ張った。佐藤(卓)主将も続けて3Pシュートを沈める。加藤も積極的なリバウンドで大健闘。安藤も「思いっきりやれ」という塚本ヘッドコーチの言葉通り、序盤から天下一品と言われるそのオフェンス力を見せつけた。相手を置き去りにしてしまうようなスピードあるドライブで、コートを駆け抜ける。華麗に相手をかわし、ぶれのないフォームでリングにボールを収める。明大は慶大相手に次々と点を稼ぎ、14-2と大幅なリードでタイムアウト。その後も水口(法1)や目(政経2)の3Pシュートなど下級生の活躍で得点を重ね、26-14で第1クォーターが終了。
第2クォーターでは三富(営3)、中東(文1)がコートに姿を見せた。開始早々、安藤が相手の厳しいディフェンスの中で落ち着いて1本を決め、中東も続けてシュートを決める。ここで昨秋のリーグ戦で優秀選手に選ばれた家治(慶大)が3Pシュートで反撃。しかし、明大も田村の3Pシュートとレイアップで連続得点、さらに水口の3Pシュートも決まる。完全に明大の流れでゲームは進み50-39で前半を終えた。
絶好調な明大は後半戦へ突入。チーム全体のスピードも増し、それに比例して調子もどんどんと上がる。土井(政経1)がゴール下へうまく切り込みリングにボールを沈め、目も3Pシュートを2本決めるなど、第3クォーターも下級生の活躍が目立った。佐藤主将も相手の一瞬のすきも見逃さずスティール。そのままレイアップへと持っていき、会場を沸かせた。続いて安藤もスティールを成功させ、レイアップへ。相手も追いつけないスピードでリングへ向かう安藤。もはや彼の一人舞台だ。その後は加藤の高いリバウンドでゴール下を支配。81-52で最終クォーターを迎える。
最後の10分は相手の当たりも強くなり、シュートのチャンスはあるものの得点につながらない時間が続き、少し苦しい戦いとなった。土井や森山(営2)ら下級生が得点するが、ゴール下は激戦。相手のディフェンスが厳しくなりシュートしてもカットされ、リバウンドを取り、再びシュート……。そんな光景が繰り返された。この流れを変えたのは、安藤だった。最後の4分は目、森山、中東、安藤、水口という下級生メンバー。安藤は的確にパスをまわし、相手を振り切りボールをリングへ押し込む。1年生ながらガードとしてチームをまとめゲームをコントロールした。水口もきれいなフォームで3Pシュートを決める。目がファウルをもらいフリースローを2本とも沈め、ついに得点は100-67。最後は安藤が華麗なドライブで相手を抜き去りレイアップを決め、ゲーム終了。明大は慶大を相手に102-71と100点ゲームで勝利を収めた。
今日の2戦目は専大。慶大戦とは打って変わり、序盤からお互いにファウルの多い激しい戦いとなった。スターティングメンバーは佐藤(卓)主将、三富、田村、西川、加藤。
前半、開始20秒で佐藤(卓)主将が先制点を決めるも、相手の臨機応変に対応するディフェンスに苦戦。全員でパスをまわし、リングを狙うがなかなか得点につながらない。また、田村に相手はダブルチームディフェンス。厳しい体制からのシュートとなり、リングからボールがこぼれ落ちる。うまく波に乗れないまま12-17とリードを許してしまう。しかし、ここからが今年の明大の見せどころだ。昨年は悪い流れになると立て直すことが難しかった。今年は「みんなでやる。その気持ちを一人一人が持っている」(佐藤(卓)主将)と昨年とは違う。三富、西川が連続で点を取りに行く。田村も勢いのあるドライブでなんとか相手をかわし3連続ポイントを決める。ここで安藤もコートに入り、ロングシュートを決める。相手もなんとかして明大の動きを封じたいところだが、明大の勢いは止まらない。田村の3Pシュートがきれいに決まり、加藤もブロックショットで活躍。結局、22-19と逆転に成功し第1クォーターを終えた。
流れを引き寄せた明大、第2クォーターはハイスピードなゲーム展開になった。安藤はガードとして声を出し、ゲームコントロールに努める。相手も必死にリングへ向かい、シュートを決めてくる。相変わらずディフェンスの堅いゴール下で、活躍を見せたのは土井。その長身とセンターというポジションを生かし、体を張ってゴール下へ入り込む。リバウンドを誰にも取らせまいとポジション争いも決して引かない。そこへ田村がボールをリングへ押し込み、安藤もディフェンスに切り込んでシュート。その後、土井、田村、安藤が立て続けにファウルをもらいフリースローを決め、点を稼ぐ。39-38と1点差に迫られつつも、落ち着いてプレーする明大。
ここから一気に突き放したい第3クォーター。田村の崩れた体勢からのパスを西川がキャッチ、そのままレイアップを決める。相手ファウルからのバスケットカウント1スローもしっかりと決める。それから田村と西川、安藤が上手にファウルを誘い、フリースローで得点。佐藤(卓)主将からのロングパスを受けた安藤はシュートへいったが、相手のディフェンスと正面から激突。すさまじい勢いと音で倒れ込んだが、すぐに立て直す。お互いスピードも、勢いも落ちることなくゲームは進み60-59。取っては取られ、一進一退の攻防戦が繰り広げられた。しかし、いざというときに決めてくれるのが田村だ。田村の3Pシュートで相手を放し、勢いそのままに67-61で第3クォーター終了。
最終クォーターは両チームともコートを走り続けた。明大が決めれば専大も決める。なかなか点差が開けないまま残り3分。ものすごいスピードでボールがコートを行き来する。土井はリバウンドへ飛び込み、安藤は目にも止まらぬ速さでシュートを決め、あまりの勢いでコートの外へ倒れ込む。味志(法4)はダブルチームで抑えられつつもシュートに持ち込み、バスケットカウント1スロー。最後は中東がリングにボールを収め80-75で明大が勝利を収めた。
「勝つ気持ちを出してやっていきたい」(佐藤(卓)主将)。明日の試合も明大の活躍間違いなしだ。
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