【バスケットボール(男子)】第4Qに怒涛の追い上げも拓大に敗戦/関東大学新人戦

 新人戦が開幕した。明大の初戦の相手は、昨年度の全国高等学校バスケットボール競技大会(インターハイ)で帝京長岡高や仙台大明成高を破り、鳥取城北高を鳥取県勢として初の頂点に導いたハロルド・アズカや新美鯉星らが加入した強敵だ。明大は一昨年度のウィンターカップを優勝に導いた湧川裕斗(政経2=福岡大大濠)や見竹怜(政経2=福岡大大濠)を中心とした布陣で臨むも、前半で大きなビハインドを背負うと後半の反撃も及ばず、初戦敗退となった。

5・30~6・7 第66回関東大学新人戦(杏林大八王子キャンパス他)
5・5 対拓大戦(杏林大八王子キャンパス)
明大77{15ー25、13ー16、17ー20、32ー23}84拓殖大○

スターターはPG北村優太(情コミ1=開志国際)、PG湧川裕斗、SF夏目悠良(営1=土浦日大)、SG千保銀河(情コミ1=開志国際)、PF佐々木凌汰(営1=洛南)。

 追いかける苦しい展開となった。身長200㌢のアズカがペイントエリアを支配し、アウトサイドから新美や崎濱秀寿(拓大)が3Pシュートを放つスタイルの拓大の攻撃に適応できない。明大も負けじと湧川や千保のシューター陣が応戦するも、ターンオーバーを繰り返し得点に結びつかない。

 第2Q、シックスマンとして出た見竹を中心とした攻撃を展開するも、インサイドを支配する拓大の前に効果的な攻撃をすることができず。差を縮めることのできないままに、後半に突入することとなった。試合の合間では、ゴール裏に詰めかけた上級生たち、特に、石川晃希(営3=宇都宮工)が中心となり、「明治コール」を行った。「苦しい時に応援してくれて、本当に感謝しかない」(見竹)と、後半に向けて士気を高めた。

 第4Qで明大の攻撃が爆発した。千保、湧川が要所で3Pシュートを沈めると、今大会キャプテンの見竹の3Pシュートがさく裂。このQだけでチーム9本もの3Pシュートに成功し、明大の新たなスタイルの誕生を予感させた。一時は5点差にまで詰め寄るも、反撃はここまで。ファウルゲームとなり相手にフリースローを献上すると、前半のビハインドを追いつくことはできず、ここで試合終了となった。

 初戦敗退となった明大だが、選手は前を向く。「自分が2年後、4年生になったときのいい経験になった」(見竹)と、これからの明大を引っ張る自覚をのぞかせた。夏が過ぎれば、長い関東大学1部リーグ戦が始まる。全日本大学選手権(インカレ)優勝を目標に掲げる明大のシーズンはまだまだ続く。

[川瀬吾一]

試合後のコメント
見竹

――試合を振り返っていかがですか。
 「新人戦期間に入ってから、自分もケガで、裕斗(湧川)も千保も主力メンバーがケガしていて、全員で練習する回数というのが本当に全然なくて、その中で今日の試合の入りが受け身になってしまいました。留学生のところを抑えにいったのですが、そこからの日本人のキックアウトを守り切れなかったところがあるかなと思います」

――印象に残った1年生はいますか。
 「北村ですね。スタートからずっとアグレッシブで、最後の方はファウルに苦しんだ部分もあったのですが、その中でも自分のプレーを通してパスやリバウンドを常に頑張っていたので、そこは良かったなと思います」

松代大輝(国際2=土浦日大)
――チームの雰囲気はいかがですか。
 「2年生を中心に練習から声を掛け合っていて、そこに1年生がついてきてくれたと思います」