クロスゲームを制し3連勝!/関東大学リーグ戦

 先週の法大の連勝に続き、明大は本試合も83-79で勝利しますます勢いに乗った。リーグ戦後半に差し掛かり、1戦1戦が順位に関係するため、負けるわけにはいかない。その思いが互角の戦いを見せた拓大との試合を制した勝因となった。

 「拓大は走って攻めてくるチーム」(目・政経1)。その分析通り、拓大は第1クォーターから走力を生かした巧みなパスで明大を翻弄(ほんろう)する。先制点を取られると、第1クォーターは17-23で拓大がリード。明大は金丸主将(政経4)や田村(政経3)のシュートがリングに嫌われ、なかなか点が決まらなかった。

 しかし第2クォーター開始早々、この日チームトップの29点を稼いだ若林(商4)や金丸主将のシュートなどで明大は一挙8点を稼ぎ、逆転に成功。このまま引き離したいところだったがシュートを入れては入れ返される、という展開が続いた。そして拓大がブザービーターの3Pシュートを沈め41-38と3点差に縮める。第2クォーターで明大が逆転したものの、流れは拓大が引き寄せつつあった。

 第3クォーターはどちらも点数を取り合い、試合の主導権を譲らない。ほぼ互角の戦いを見せるものの、長谷川(拓大)のシュートに加え、残り19秒から時間切れで決めきれなかったシュート。スコアは60-59と、拓大が目の前まで迫ってきている。相手との実力は「リバウンド数が相手と同じだった」(塚本ヘッドコーチ)と振り返ったようにほぼ変わらない。一瞬足りとも気が抜けない緊迫した試合展開が続く。

 そして第4クォーターでは、開始1分後、ついに点が並んでしまった。こちらもシュートを決め、追ってくる拓大を必死に振り払うが、3Pシュートを決められ再び同点。その後、今度は明大が金丸主将、若林の3Pシュートなどで一気に8点差をつけた。それでも喰らいつき2点差まで攻めこむ拓大だったが、残り約1分でファールを犯し、田村、加藤(法2)らにフリースローが与えられる。ここで二人はシュートを決め、83-79で接戦をものにした。試合終了後選手たちは満面の笑みを浮かべ、勝利の喜びをかみしめた。

 塚本ヘッドコーチは「勝敗は関係ないと言いつつも選手たちはやはり気にしてしまう。勝ちながら育てるのがいい。強いチームとずっと戦ってきて成長したところを見た」と試合後、接戦で勝利した選手たちをたたえた。拓大の得点源である長谷川に対して「スリーやカットなどそれほどたくさんはやられなかった」(田村)とエースを抑え込み、選手たちも手応えを感じたようだ。明日も勝利すれば勝率5割に乗り、2カード連続勝利となる。ここで勝利すればますますチームは勢いに乗るはずだ。法大戦まで苦しい戦いが続いたが今、そのトンネルを抜けつつある。

[小川貴良]

試合後のコメント
塚本ヘッドコーチ
「拓大はアシストが多く、リバウンド数も同じだった。勝ったのはこちらの運が良かった。明日は拓大の点数を60点台に抑えて連勝し、勝率を5割にしたい。勝敗は関係ないと言いつつもやはり選手たちは気にしてしまう。勝ちながら育てるのがいい。強いチームとずっと戦ってきて成長したところを見た」。

秋(商3)
「ミスが多く、反省が残る試合だった。拓大は早い展開で、シュートを打ってくる。ディフェンスは集中してできた。みんなの勝ちたい気持ちが強くて勝てたのだと思う。オフェンスミスが駄目だったので明日修正して、ディフェンスにもつなげたい」。

岸本(政経3)
「第1クォーターの流れが悪かったが、若林さんがつないでくれた。流れを立て直せたので良かった。拓大はすきがあれば打ってくる。キャッチアップの練習をして いたが長谷川(拓大)に打たれてしまった。リーグを通してチームの雰囲気はだいぶ良くなってきた。ミスした人への声掛けなど、始めはできてなかったができてきた。明日は、流れを変えたりしたい。悪い流れでも立て直せる、自分が出ることでいい空気にするシックスマンになりたい」。

田村
「先週の勝利につなげて勝つことができて良かった。自分はあまり得点が取れなかったが若林さんが取ってくれた。長谷川(拓大)は3Pシュート、カット、それから今日はやらなかったけどゾーンもしてくるからそれらをやられないようにした」。

西川(情コミ1)
「塚本さんには『思い切りやれ、ミスしてもいいからやれ』と言われました。今は、点差が開かないためにつなぐようにしている。ディフェンスを落とさないように、コミュニケーションを改善していきたい。シュートはチャンスがあれば打っていきたい。拓大はカッティング、スクリーンが多かった。上杉選手(拓大)についたが、左利きなので左をやらせるなと言われていた。明日はコミュニケーションを良くして、内容を良くして勝ちたい」。


「4勝6敗でここまできて、ここで負けたら覚悟しないといけない。そういう思いが結果に表れた。試合に出場し、途中途中ミスがあった。明日はチャンスがあったら積極的に攻めていきたい」。

日時 試合 対戦相手 場所 結果
◆第86回関東大学バスケットボール1部リーグ戦日程◆
(結果をクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
9月4日(土) 14:20~ 第3試合 青学大 専大生田体育館 ●47―80
9月5日(日) 14:20~ 第3試合 青学大 青学大相模原体育館 ●86―95
9月11日(土) 11:00~ 第1試合 東海大 青学大相模原体育館 ○76―74
9月12日(日) 11:00~ 第1試合 東海大 青学大相模原体育館 ○93―71
9月19日(日) 17:40~ 第5試合 日大 代々木第二体育館 ●71―76
9月20日(月) 17:40~ 第5試合 日大 代々木第二体育館 ●49―66
9月25日(土) 15:40~ 第4試合 慶大 秦野市総合体育館 ●66―87
9月26日(日) 16:00~ 第4試合 慶大 明大和泉体育館 ●80―91
10月2日(土) 14:40~ 第2試合 法大 つくばカピオ ○83―69
10月3日(日) 13:40~ 第2試合 法大 つくばカピオ ○79―53
10月9日(土) 11:00~ 第1試合 拓大 専大生田体育館 ○83―79
10月10日(日) 11:00~ 第1試合 拓大 代々木第二体育館 ●68―78
10月16日(土) 12:40~ 第2試合 中大 代々木第二体育館 ○71―48
10月17日(日) 12:40~ 第2試合 中大 代々木第二体育館 ○58―56
10月23日(土) 11:00~ 第1試合 専大 青学大相模原体育館 ●75―85
10月24日(日) 11:00~ 第1試合 専大 明大和泉体育館 ●54―61
10月30日(土) 12:40~ 第2試合 筑波大 専大生田体育館 ●46―62
10月31日(日) 12:10~ 第2試合 筑波大 戸田スポーツセンター ○84―65