弱点克服?全勝でインカレ出場権獲得!/第32回東日本学生選手権

1999.01.01
 16校が4つのブロックに分かれリーグ形式で争う今大会。各組1位の大学には11月に行われるインカレの出場権が与えられる。明大は、3戦全勝でD組1位となり、インカレ出場を決めた。

 春季リーグ上位8校に無条件で与えられるインカレ出場権だが、先のリーグで9位に沈んだ本学は、敗者復活を懸け東日本選手権に回った。春季リーグ不振の大きな要因は二つ。一つは、けがと就活による4年部員の戦線離脱ともう一つはスタミナ不足による後半の失速だ。明大のディフェンスは特殊な陣形をとっており堅固な半面、選手の運動量が倍増する。1試合通してベストなパフォーマンスができるよう昨年から体力づくりにいそしんできたが、今季まで克服できずにいた。そこで秋のリーグに向けて明大が取り組んできたのがベンチメンバーを巻き込んだ「全員でのプレー」(松本監督)。部内にA・B二つのチームを作り、それぞれ前後半に分けて戦うというものだ。4年部員も復帰した今大会は本学にとって“新しい明大”の完成度を測る大会であり、インカレ出場権はもちろんのこと秋季リーグも見据えた戦いとなる。

 1・2戦をダブルスコア、ないしはトリプルスコアで快勝し、迎えた道都大戦。
序盤、動きが固く足に力がない明大はパスミスから相手に先制点を与えると、シュートミスも連発。終始リードはしているものの先の2試合の爆発からみると物足りない出だしとなった。それでもディフェンスから相手のミスを誘うと前半7分から14分に相手ベンチがタイムをとるまでの7分間、両サイド加藤(主将・農4)と伊東(法4)が大暴れ。2人の速攻だけで6得点をたたき出し、早くも試合の流れを決定付けた。
 その後も相手の内に切り込んでくる縦のパスをカットし、チャンスを作った明大は、速攻で得点を量産。流れを失わず、39-18で試合を終えた。

 今大会明大は全出場校中、失点数と得失点差で1位となり、加藤主将は優秀選手賞に選ばれた。また、懸念された後半の大きな失速もなく、秋季リーグ前の調整としては最高の結果であったといえる。リーグ上位校が出場しておらず、実力的には「勝って当たり前」(松本監督)の大会だったが、“後半に弱い明大”からの変貌が確かに実感できた試合であった。全10試合中5試合で後半からの逆転を許した春季リーグ。後半のスタミナという課題を克服しつつある今、ベスト4以上という目標もいよいよ現実味を増してきた。秋季リーグは今月28日開幕する。