【アメリカンフットボール】後半で2度逆転も 4点差で中大に惜敗/秋季リーグ戦

◆8・29~11・15 秋季リーグ戦(アミノバイタルフィールド)
▼10・3 対中大戦(アミノバイタルフィールド)明大30{7―7、3―7、7―6、13―14}34中大〇

 ここまで2勝1敗の秋季リーグ戦。4戦目は中大と対戦した。前半は追う展開が続くも、第3Q、第4Qで2度逆転に成功。何度もリードが入れ替わる白熱した試合となった。試合終了間際にTD(タッチダウン)を決めるなど、最後まで攻めの姿勢を貫いた明大であったが、あと一歩及ばず。次戦以降に強豪である法大、早大との対戦を控える中、手痛い連敗となった。

 試合開始早々、中大に約20ydのパスを通されると、ランを止め切れず、そのままTDを決められ、開始からわずか1プレーで先制点を許した。その後は両者ともに攻めの姿勢を見せ、一進一退の攻防が続く。第1Q後半には、パスプレーを中心に明大が着実に前進。TE#87石井碧(政経1=県立鎌倉)へのパスプレーで攻撃のリズムをつかむと、最後はQB#13関根那瑠(政経2=日大鶴ケ丘)からTE#88田原和春(農4=明大中野)へのパスでTDが決まり、同点に追いつく。明大はキックオフでも好プレーを見せ、次の中大の攻撃は自陣4ydから始まり、3rdではDB#1北本悠哩(政経3=佼成学園)がパスをインターセプト。攻守交代し、明大は自陣40ydから攻撃権を得た。この勢いをものにしたい明大は、パスプレーを中心に敵陣に迫る。しかし、反則による10ydの後退などが響き、この攻撃ではファーストダウンを更新できなかった。

 続く中大の攻撃は、3rdで約20ydのパスが通り、明大は自陣への侵入を許す。その後も1stを連続で更新される苦しい展開に。QBランを北本が止めるなど粘りを見せたものの、残り時間23秒で明大の自陣1ydまで攻め込まれてしまい、そのまま押し込まれ、中大が今試合2度目のTD。ふたたび追う展開となった。残り時間19秒で始まった明大の前半最後の攻撃は、得点を狙ったパスプレーを多く仕掛け、敵陣28ydまで侵入。残り時間1秒でK#36石山健太(政経2=暁星)がFG(フィールドゴール)を決め、3点を返した。「クラウドノイズというブーイングがありましたが、逆にその方が落ち着いて蹴ることができ、またコーチからはリラックスして蹴り切ることを言われていたので、やり切れました」(石山)。10―14と追う展開ではあるものの、勢いをつけたまま前半を折り返した。

 第3Q、明大はパス攻撃を軸に敵陣へと攻め込む。WR#2後藤航太郎(政経4=南山)、田原らへのパスを次々と成功させ、着実に前進。最後はRB#5宇野楽翔(政経4=同志社国際)が右サイドのスペースを突いてTDを決めた。キックも成功し、17-14と逆転に成功する。しかし、その後は相手のロングパスを止められず、大きくゲインを許すと、再びTDを奪われ17-20。リードを奪い返された。

 第4Q、明大はWR#6後藤珠(政経3=千葉日大一)へのロングパスで敵陣深くまで攻め込むと、宇野がランでTDを奪取。石山のキックも成功し、24-20と再び逆転する。しかし、7分40秒、相手QBのランを止められずTDを許し、24-27と逆転される。その後も攻守がかみ合わず、追加点を奪えないまま、さらにTDを許して24-34とリードを広げられた。試合終了間際には、後藤航へのロングパスを通してTDを奪い、意地を見せるも反撃及ばず、30-34で敗戦を喫した。

 前戦に続く黒星で、悔しい連敗となった明大。攻守で好機をつくりながらも、勝負どころで粘り切れず、接戦をものにできなかった。次戦は強豪・法大との一戦。連敗脱出へ、チーム一丸となって勝利を目指す。

[柏倉大輝、岩間美幸]

試合後のコメント
石山
――メンタル面について、どのように対策していますか。
 「元々僕はとてもメンタルが弱くて、春シーズンは少し緊張していましたが、最近は緊張しないぐらい日々練習で詰め切って、試合の日はやることをやるだけというふうにコーチとチームメイトと先輩と監督と言っているので、それを意識して、とにかく自分ができる最大限を出せるように頑張っています」

――次戦の法大戦についてはいかがですか。
 「もう僕らは2連敗してしまって、3敗目したら甲子園ボウルが遠のくので、法政だからとかそういうことではなく、とにかく次の一勝を勝ち取るために全員で最後までやり続けようと思っています」

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