【バスケットボール(女子)】劇的ブザービートに沈む あと一歩及ばず/関東大学2部Aリーグ戦

 明大は順大と対戦。序盤から一進一退の攻防が続き、1点ビハインドで前半を折り返す。後半も両者譲らず同点で最終Qへ。終盤はリードが激しく入れ替わる死闘となったが、残り1秒で劇的なブザービートを沈められ、58-59のわずか1点差で涙をのんだ。

◆9・5~10・25 関東大学2部リーグAブロック(専大生田キャンパス他)
▼10・10 対順大戦(専大生田キャンパス)
明大58{18-15、13-17、13-12、14-15}59順大◯

 スターターは、SF中里杏奈(文1=東京成徳大)、SF藤井花(商2=日本航空)、C杉山実子(文2=浜松開誠館)、F大野百華(理工1=昌平)、F中植のん(理工3=鵠沼)。

 第1Q、序盤から杉山がオフェンスで躍動しチームをけん引する。さらに柿崎愛泉(国際1=湯沢翔北)も力強いポストプレーで活躍を見せ、互いに点を取り合う展開に。明大がペースを保ち、18-15の3点リードで最初の10分を終えた。

 続く第2Q、開始早々に中植が鮮やかな3Pシュートを沈めて好スタートを切る。25-23でリードする中、中植と杉山が立て続けに3Pシュートを決めて一気に突き放しにかかった。しかし、そこからうまく流れをつかめず、相手の反撃に遭う。徐々に失点を重ね、第2Qを13-17で終え、トータル31-32と1点ビハインドで前半を折り返した。

 後半開始となる第3Q、藤井と杉山がゴール下から確実に得点を重ねる。ディフェンスも機能し相手の攻撃を抑えるが、明大もシュートが決まらず、両者ともに得点が停滞する我慢の時間帯が続いた。中盤、相手に3Pシュートを決められ、さらにフリースローを与えて嫌な流れになりかけるが、大野の3Pシュートと藤井のミドルシュートで盛り返す。このクォーターを13-12とし、トータル44-44の同点に追いついて勝負の最終Qへ向かった。

 同点で迎えた第4Q、開始直後に相手に3Pシュートを許す苦しい立ち上がりとなる。大野が鋭いドライブから決めて1点差に迫るも、残り4分、オフェンスでいい形を作りながらもゴールに嫌われるもどかしい展開が続く。それでも大野が再び勝負強さを発揮して50-50の同点に追いつくと、藤井のシュートでついに逆転。さらに中里、中植も加点し、残り30秒で56-55とリードを保つ。しかし相手も必死に食らいつき、残り4秒で痛恨のファウルを与えて56-57と逆転を許してしまう。絶体絶命のピンチの中、直後の残り4秒で杉山が決めて58-57と再逆転。勝利は確実になったかと思われたが、残り1秒、相手の放ったラストシュートがブザーと同時にリングへ。まさかのブザービートを打ち込まれ、最終スコア58-59であえなく敗戦を喫した。

[渡部遥人]

試合後のコメント
大野
——勝負所での得点が目立ちましたが、意識していたことはありますか。
 「今までは大事な場面ほど緊張してしまい、消極的な選択ばかりしてしまっていました。でも、先輩方が『自信を持って』とアドバイスしてくださったおかげで、強気で点を取りにいこうという気持ちで臨めました」

——残り10秒など終盤で試合が止まった際、コート上ではどのような会話をされていましたか。
 「もし2点決められてもまだ1点勝っているから、弱気になって消極的なミスをするのではなく、強気でいこうと話していました。自分たちがオフェンスで点を取れなくても、ディフェンスでしっかり守ればプラスマイナスゼロだから、まずはディフェンスから頑張ろうと話しました」

――次の試合への意気込みを教えてください。
 「まだ一勝もできいないので。次の試合まで1週間空くので、日々の練習から意識を高めて、今までやってきたことをすべて出し切って戦いたいと思います」

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