中大に敗れるも慶大には快勝、全員バレーを発揮する/春期関東大学1部リーグ戦
[中大戦]
序盤から明治は、セッター新(営1)がうまくボールを回し、テンポよく攻撃を仕掛けていく。向こうの攻撃にも粘り強く対応し、第1、第2セットを連取する。しかし、「2セット連取して甘えがでた」(芳賀主将・営4)のか、向こうの勢いに押され、第3セットは8点もの差をつけて奪われ、第4セットも相手のリズムを崩せず続けて奪われてしまう。
そして、勝負の明暗が分かれる最終セット。田辺(法4)、関(文4)を中心に攻撃を仕掛け点を獲っていくものの、向こうも粘り強く対応してくる。獲って獲られてのシーソーゲームとなり、13―13の最終局面を迎えた。しかし、サービスエースで勢い付いた中大の攻撃を受けきることができず連続で得点を獲られ、息を飲む熱戦は敗北というかたちで幕を閉じた。
「1年生が多く出場しているチームだから、勢いがある半面もろさもある」(芳賀主将)というチームの課題が浮き彫りとなった今試合。新チームで初めての
敗北に、選手たちは悔しさを隠すことが出来なかった。
[慶大戦]
今年から1部に昇格した慶大が相手となった第4戦。前日の敗戦からの悪い流れを払しょくしたい明治は序盤から猛攻を繰り広げ、25―16で第1セットを先取する。しかし、続く第2セットから歯車が狂いだす。「前日の悪いムードがまた出始めた」(田辺)。相手にブロックされる機会が徐々に多くなり、このセットを奪われてしまう。3セット目に入っても流れは変わらず、1―1の時点から4連続得点を許してしまう。しかし、明大は澤田(商2)を投入するなど徐々に悪い雰囲気を変えていく。19―20の時点での大塚(政経1)のスパイクで遂に同点に追いつき、その勢いのまま第3セットを奪う。
そして、第4セットは完全に明大が流れをつかんだ。芳賀主将を中心としてチーム全体のレシーブが冴えわたり、容易に慶大の得点を許さない。澤田、関、田辺、大塚とあらゆる選手が得点に絡む「全員バレー」を発揮し、25―13と、実に12点もの差を付け第4セットを奪取。前日の悪い流れを断ち切る、大きな勝利を挙げた。
「(慶大戦の)2セット目は浮足立ってしまったが、4セット目は自分たちのやってきた全員バレーで攻め抜くことが出来た。どんな相手とでも戦って行けるチームになった」(市川コーチ)。中大戦で生まれた悪い流れを断ち切り、慶大戦で自分たちのバレーを発揮できたことはチームにとって大きな収穫となった。さらに、今まで活躍が期待されていたものの試合の出場がほとんどなかった澤田が勝利に貢献する活躍を果たしたのは、選手層の面で大きな成果だ。
次なる相手は、インカレを制し昨年5冠に輝いた東海大だ。それでも、「自分たちの失うものは何もない。相手が東海大でも気持ちでぶつかっていけば必ず勝機はある」(田辺)と、選手たちは相手を恐れることはない。東海大を打ち砕くことができるのか。それとも、明大が砕けてしまうのか。いずれにしても、今のチームの全てをぶつける試合となるだろう。
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