【自転車部】ロードは大健闘の7位 総合順位4位と躍進/全日本大学対抗選手権(ロード)

2026.09.13

 今年度も群馬県で開催された、全日本大学対抗選手権(インカレ)のロードレース部門。明大からは5人の選手が出場した。出場メンバーのうち鈴木澪(政経4=松山学院)以外は2年生以下というフレッシュなメンバーで臨んだ。最高順位は秋元碧(営2=北桑田)の7位と、経験豊富な他大学のメンバーがそろう中、大健闘の結果となった。

◆9・6 全日本大学対抗選手権(群馬サイクルスポーツセンター)
▼男子ロード(150キロ)
ロード総合4位
秋元――7位
野嵜――9位
鈴木――DNF
升谷――DNF
大澤――DNF

 トラック部門はケイリンとチームスプリントで準優勝、総合順位は4位と昨年度の6位から順位を上げた。表彰台に向けて望みを託されたロード部門は、雨に見舞われる中、レースが行われた。

 今回、明大が理想とするレース展開は、鈴木が終盤まで先頭集団の逃げに乗り、最後は秋元がエースとして最後に集団から出て、優勝をすること。試合序盤は鈴木が先頭集団8人に混ざり、秋元をはじめ、残りの選手らはその後ろの集団にいるという理想的な形をキープする。鈴木は「碧くんが足をためて次の展開につなげるように」と先頭集団でも、果敢な走りを見せる。そして、レースも終盤に差し掛かるところ。先頭集団も二つに分かれ、レースはここからという場面で、後ろの大きな集団で落車が発生してしまう。その影響で30分ほどレースが中断する事態となった。

 一度ニュートラルとなってから、再度レースを再開することに。「体が固まってしまっていた」(秋元)と、万全とは言えないコンディションで残りの12周を走り切らなければならず、どの大学が優勝するか分からない状態となった。試合が動いたのは、残り6周に差し掛かったところだ。ここまで逃げに乗っていた鈴木に代わって明大のエース・秋元が先頭に飛び出すと、他大学のエースたちと激しいレースを繰り広げる。秋元は「バックストレートでスピードを出してロスなく踏めた」と自身の持ち味を生かした走りを見せる。そして、最終周は「ホームストレートでの思い切りが自分の中ではある方だと思う。逃げ切ると決めたら一発で逃げ切れたのがすごく良かった」(秋元)と、スプリント勝負となったところで刺し切り7位でフィニッシュした。昨年度の秋元の成績は39位。今年度は順位を大きく上げてのフィニッシュという飛躍を遂げた。しかしレース後、自身の走りには100点満点中、30点と評価。「来年もっと強くなって優勝する」(秋元)と、エースとしてさらなる活躍を誓った。

 トラック部門、ロードレース部門合わせての総合順位は4位となった明大。今年度は表彰台こそあと一歩届かなかったものの、来年度チームを率いる選手たちが飛躍を遂げた大会となった。次こそ頂へ、選手たちにエールを送りたい。

[小松錦葵]

試合後のコメント
鈴木

――この大会に挑むにあたって、チームで共通で意識していたことはありますか。
 「とにかく、野嵜(然新・政経1=桐光学園)くん、碧くん、大石(哲平・政経1=静岡北)くんは足があるので、その3人に楽をさせてあげられるような展開にしようという話はしながらやっていましたね」

――4年間を振り返って、仲間との思い出はありますか。
 「思い出までもいかないのですが、最後の今年のインカレのマディソンで升谷(太一・政経2=興国)と走ったのですが、1年生の頃は升谷も全然走れなくて、自分も3年の頃の個人戦でマディソンは全然走れなかったのですが、今大会は2人とも淡々とトレーニングをしていって、ガンガン攻めて戦えるようになったのが考慨深いなと感じました」

――じゃあ今後の後輩の活躍に向けて一言いただいてもよろしいですか。
 「地道にコツコツやっていけば、明治で総合優勝を狙える人たちだと思うので、今日は練習いいやとか、これだけやったからいいでしょうと思わないで、1日1日を大切にやっていってください」

秋元
――今日のレースはどのような気持ちで臨まれましたか。
 「自分はエースだと思って、優勝するつもりで行きました」

――この日の走りにご自身で点数つけるとしたら100点満点中、何点ですか。
 「30点です。優勝することを目標に来ているので、優勝できなかったというのは、自分がエースとしてまだまだ足りないところだと思うので、最低限優勝というところで30点。来年はもっと強くなって優勝をします」

――来年に向けて意気込みをお願いします。
 「去年は完走、今年は入賞だったので、来年こそは優勝! 着実にステップアップして優勝を目指して、また頑張ります」