【自転車】ケイリン、チームスプリントで2位表彰台入り 新戦力の強さ光る/全日本大学対抗選手権(トラック)2日目

2026.08.29

 大会2日目はケイリン、オムニアム、チームスプリントのレースに鈴木澪(政経4=松山学院)、宮崎太志(政経3=昭和学院)、藤澤佑成(営3=興陽)、中村和樹(政経2=松山学院)が出場した。ケイリン、チームスプリントではどちらも2位に輝き、大舞台で確かな爪痕を残した。

◆8・29 全日本大学対抗選手権(千葉JPFドーム)
▼オムニアム
鈴木――9位
▼ケイリン予選
中村――1着
▼ケイリン1/2決勝
中村——1着
▼ケイリン決勝
中村——2位
▼チームスプリント予選
明大――2着
▼チームスプリント決勝
明大——46秒45 2位

 オムニアムに出場した鈴木は、ポイントレース形式で行われた予選を6位で通過。本戦に進んだ。本戦はスクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレースの計4種のレースの総合得点で勝敗が決まる。最初に行われたスクラッチは15位。続くテンポレースでは、集団の後方について追い抜きの機会をうかがうもペースを上げ切れなかった。続いて行われたのはエリミネイション。2周に1人が脱落していくこのレースだが、鈴木は常に集団の前方に位置し、快走を見せた。次々に脱落者が出る中、鈴木は最後の4人まで残る好順位をマークし、最後のポイントレースへと向かった。このポイントレースで鈴木は中盤、攻めの走りを見せる。残り60周回付近、集団でただ一人抜け出しポイントを積み重ねていく。終盤は集団の中で力走を見せ、最後の周回でも2ポイントを獲得。中盤での独走が、結果的に順位を上げる要因となった。

 ケイリンには中村が出場した。昨年度の大会では落車があり上位進出はならず。悔しさを胸に今大会へ臨んだ。「予選はここで負けたら決勝まで行けないんだと怖くて、予選が一番緊張した」(中村)。レース後こう振り返った中村だが、終盤ではアウトコースからライバルを追い抜き、緊張を微塵も感じさせない堂々とした走りを見せ、見事予選1位で決勝へと駒を進めた。1/2決勝は粘りのスプリントを見せて1位で勝ち進むと、迎えた決勝は「憧れ」と語る松岡勇斗(日大)との一騎打ちに。ペースメーカーの離脱後すぐに飛び出すも「気づいたらもう目の前にいて、どんどん差が離れていって、力の差を感じた」と最後は松岡に抜かされ2位でレースを終えた。

 チームスプリントには、予選第8組で登場した。3人で構成される本レースには、昨年度も出走した藤澤、中村に宮崎を加えた顔ぶれとなった。この予選では全員が勢いよくコーナーを駆けまわり、46.497の好タイムで暫定1位。予選の最終順位を2位で決勝へと向かった。

 迎えた決勝のレースは、最後まで粘りの走りを見せるも、日大が45秒75という好タイムを叩き出し、惜しくも届かず。46秒45のタイムで準優勝という結果となった。

 大会2日目は2種目で準優勝に輝くなど、既に昨年度を超える結果を残した。トラックは残すところあと1日。最終日にはスプリントとマディソンのレースを控えており、最後まで自転車部の躍動から目が離せない。

[安田賢司、吉㟢帆奏]