【水球】明大意地の残留/関東学生リーグ戦入替戦

2026.06.29

 雨が降りしきる中、来季の戦いの場を決める運命の一戦が行われた。勝ちから遠ざかり2年連続の入替戦に臨むこととなった明大は、2部リーグで勝ち上がった順大と対決。第1Qから抜きつ抜かれつの激しい攻防が繰り広げられたが、第4Qで明大がこの日最大となる3点差をつけると、1点を失ったものの2点差で勝利。1部リーグの座を守り抜いた。

◆6・28 関東学生リーグ入替戦
▼6・28 対順大戦(日体大健志台キャンパス)
○明大14{4ー4、3ー4、4ー3、3ー1}12順大

 ボールが高く宙を舞いゲームセット。明大は歓喜に包まれた。ここまでのリーグ戦勝利は前日に行われた7位8位決定戦での1勝のみ。勝利から遠ざかっていたチームが、最後の2試合で連勝を決めた。

 第1Qから緊張感のある展開が続いた。「とにかくカウンターを決めてくる」(南泰成・法2=明大中野)と順大のカウンターに苦しみ、点差を離すことができない。明大の強みのプレスも徹底することができず、同点で第1Qを終えた。第2Qでも同様の展開が続く。ゴール前まで迫るも、順大の固い守りの前に、我慢の時間が続いた。

 「自分たちのペースでと、マインドを切り替えた」(高田将太郎・法4=明大中野)。第3Qで同点に追いつくと、第4Qで一気に引き離しにかかった。渡邊夢現(政経2=明大中野)やこの試合のPOG(Prayer Of the Game)に選ばれた南の活躍で今試合最大となる3点差をつける。追いすがる順大も何度も明大のゴールへと迫るが、GK大塩創(法3=明大中野)の好セーブも光り、このPで順大に許した得点は1点のみ。最後には明大がボールを保持し、試合終了と同時に高く放り上げた。

 2年連続の入替戦を制し、1部リーグ残留をつかみ取った。「次の後輩たちに託せることがすごくうれしい」(高田)と主将は笑顔で語った。しかしこの勝利はスタートラインに過ぎない。プレイヤーとしての新入生は現時点で0人。現有戦力で高みを目指す明大は、8月の日本選手権本戦への出場をすでに勝ち取っている。「日本選手権では早大ともまた当たる」(高田)。リーグ戦の借りを、日本選手権でかえしてみせる。

[川瀬吾一]

試合後のコメント
高田主将

――監督から何かお話はありましたか。
 「今年は日本選手権にも出場しますし、関東1部リーグというところで2部のチームには絶対負けられないというプライドの戦いになるという話があったので、そういう戦いができたのはよかったです」

――今日の試合のMVPを挙げるならどなたでしょうか。
 「チームのみんなです!」


――試合振り返っていかがですか。
 「第4Qまで1点差が続いていて、まずいなと思っていたんですけど、1部リーグに残れて本当によかったです」

――POGに選ばれましたが、プレーでよかったところはありますか。
 「積極的にポスティングをして、ゴール前で勝負することができたのはよかったです」

――日本選手権に向けた抱負をお願いします。
 「明大が出るのは久しぶりなので、まずは1勝というところを目標にしたいと思います」