猛打で早大に圧勝も、主将は「だめでした」/東京六大学秋季リーグ戦

1999.01.01
猛打で早大に圧勝も、主将は「だめでした」/東京六大学秋季リーグ戦
 明大打線爆発!9月7日に敵地・早大東伏見グラウンドで行われた対早大3回戦で、明大は早大を圧倒した。初回に香取(政経3)が3点適時2塁打を放ち先制すると、その後も打線は早大投手陣に襲い掛かり、合計12点を奪った。投げては先発のルーキー中村(政経1)が完投こそ逃したが、8回を3失点で切り抜け勝利。投打で早大を寄せ付けず勝ち点を挙げた。しかし一見すると会心の勝利にも、試合後、主将の相沢(商4)には笑顔は見られなかった。

 明大は初回、相沢主将の内野安打と2四球でいきなり満塁の好機を作ると、続く打者は6番香取。「ラッキーの一言」という香取の放った打球は幸運な2塁打となり、3走者が一挙生還。明大は3点を先制した。しかし良い流れのまま試合を進めたい明大だったがその裏、失策絡みで失点。課題のエラーがまたも出てしまい、嫌な雰囲気が漂う。

 だがこの日の明大打線は、守備のミスをカバーして余りあるほどの調子の良さだった。3回表には柿木(商4)、香取の連続適時打で2点を加えると、その後も4回、6回、8回と得点を重ね終わってみれば大量の12得点。早大の4投手に17安打を浴びせる好調ぶりだった。また、先発の中村は味方のミスにも動じず8回を投げ無四球・自責点1。きっちりと先発の役割をこなし、明大に勝ち点をもたらした。

 打線は17安打12得点、先発投手は無四球・自責点1……まさに会心の勝利といえる。しかし試合後の相沢主将は「(今日の試合は)だめでした」と渋い表情を見せた。その原因は明大のミスにある。初回の失策も含め「試合的にだれていた」(相沢主将)と、チームが目指す野球とはかけ離れていたのだ。

 確かに全日本大学選手権、今カードと明大のミスは目立った。このちょっとした気の緩みが4期連続2位という結果に表れているのかもしれない。「次の練習から改めて引き締めていく」(相沢主将)。この言葉通りチームが気持ちを新たにしたとき、はれて明大は優勝を狙えるチームに変わるだろう。

☆試合後のコメント☆

相沢主将<今試合について>
「だめでした。個人的なエラーもしてしまった。試合的にだれていた。次の練習から改めて引き締めていく。みんな打撃は良かった、あと勝つことには意味があった。(中村は)要所締めて良かった。崩れたら井上(農4)だった。(井上を左翼手起用したのは)打撃もあって足もあるから。やっぱり足がある外野手は見ていて安心する。(次戦に向けて)どんな試合でも勝てるように、エラーをしても勝てるように。そうじゃないと次にいけない」

織田(営4)<2本のバントヒット含む3安打>
「バントはうまく決まりました。ずっと左投手で、どうやったら打てるか考えた結果です。(左中間の2塁打について)久しぶりに右投手で、真ん中そとめの良い球が来たので思い切り振った。(立大戦も)左投手だと思うので、残り2週間しっかり練習して、2連勝で勝ちたいです!」

香取<2安打4打点の活躍>
「初回のタイムリーヒットはラッキーの一言。うまい具合に落ちてくれた。思い切りいこうと思っていた。打撃の調子が良く、狙った球が来た」

中村<8回無四球・自責点1>
「まず勝てて良かった。個人的にはもっと低めに集めないといけない。今後はほかのピッチャーの負担を減らしたい。自分の投げる試合では負けない気持ちでいたい」

☆今後の試合☆

◆9・5~11・7 平成21年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼9・19 対立大1回戦(多摩一本杉球場 13:00~)
 9・20 対立大2回戦(法大多摩グラウンド 10:00~)