(12)広島での直前合宿に密着!!

1999.01.01
(12)広島での直前合宿に密着!!
 今回は今月16日から広島県で行われている全日本大学選手権直前合宿に密着取材を行い、大会前の様子をお伝えします。

 四方を山に囲まれた広島県北部、北広島町。明大準硬式野球部はこの町にある千代田球場で練習を行っている。この日の天候は文句なく快晴。刺すような強い日差しが降りそそぐ中、相沢主将(商4)のひと声で練習が始まった。

走り込む岡田(淳)投手
岡田(淳・営2)は敷地を利用して坂道ダッシュ

 午前は、野手組と投手組に分かれての練習。投手組は足腰を鍛えるために走りこみを中心としたメニューで練習、一方の野手組はノックを中心に守備練習をこなした。全日本大学選手権は大会日程により連戦のため、大会を見据えて投手組は調整に余念がなかった。そして、野手組は自分とチームメイトを常に鼓舞するように、とにかく声だしが徹底されていた。特に副将で一塁手の江川(法4)が同じ内野陣を鼓舞する場面が見られた。

 午後は投手組と野手組が合流し、打撃練習に加えて、1点差や一死でランナーがいる局面でのあらゆるパターンを想定しての走塁練習が重点的に行われた。外野フライを捕球した場所からタッチアップで次の塁に進むか、それとも動かず次のチャンスを待つかといった的確な判断能力が求められた。投手のフィールディングや、外野からベースへの返球があったときの好プレーにはチーム全体でほめるなど、練習の雰囲気は緊張した状態でありながらも楽しむことを忘れていなかった。

 普段、明大東府中グラウンドで行っている練習とは質もよく量も増えたが、チーム全員で優勝をつかむためにはこれぐらいのことはしないといけない。相沢主将が言う「常に考えてやる野球」が今回のこの合宿では体現されている。2年前の全日本大学選手権ではまさかの初戦敗退を喫しているだけに、当時2年生だった現在の4年生たちは今大会への思いは人一倍だ。全日本大学選手権で全力を尽くして一つでも上を目指し最後は頂点へ。今回の合宿でチームの完成度を高め、本大会で大暴れしてほしい。

相沢主将
相沢主将はフリー打撃で会心の当たりを見せた

~練習後のコメント~

 相沢主将 「練習は楽しくも厳しくやっている。投手陣は井上(農4)、岡田(淳・営2)、中村(政経1)と球は走ってきている。他もストライクは入るが高めになってしまっている。大会では投手陣は総動員。打撃の方は上がってきた。本番で負けない実践的な練習を行って、打撃では変化球にも積極的に食らいついて打っていったりしている。集団生活なので、何事も早く動かないと練習で時間いっぱいになってうまく回らない部分も出てくる。これからは、たとえ調子が悪くても気持ちでカバーしていかないといけない。この合宿で悪あがきぐらいのことをして、大会に臨みたい」

井上 「調子はまだまだ。練習ができていないし、オープン戦も天気が悪くて数がこなせなくて、本番までギリギリの調整になる。練習自体はいい雰囲気でやっている。なので、疲れが原因で雰囲気が悪くならないようにしたい。今回は前回出場したときと重みが違う。大会では、考えて試合をしたい」

柿木(商4) 「バッティングで不安があるので、素振りの数をこなしていくしかない。たとえ大会までに調子が戻らなくても気持ちでカバーしていく。今回は最上級生で思いは強いし、その気持ちに下級生もついてきている。大会はいい投手ばかりで少ない点差の試合なので、やはり今練習している走塁がカギになる」

古城(政経3) 「仕上がりは順調。東京六大学リーグ戦から今まで調子の良さを保っている分、逆に全日本で調子を落としてしまうのか、それともこのまま維持して全日本でも打っていけるかという不安と期待が両方ある。2年前は東京六大学の代表として出場したのに、恥ずかしい結果に終わっただけに、今の3、4年生の気持ちが強いのを分かって1、2年生もくっついてきている。士気は上がってきている」

【次回予告】
 次回は、名門・広陵高出身で華麗なグラブさばきを見せるスーパールーキー・長谷部光(農1)の紹介です。お楽しみに!!

◆8・26~31 第61回全日本大学準硬式野球選手権大会◆
日程 対戦相手 試合会場 試合開始時刻
8・27 1回戦
北海道教育大釧路校
みどりの森佐賀県営球場
14:00
8・28 2回戦
関西学大
みどりの森佐賀県営球場
13:00