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(40)22年ぶり日本一の福田組、笑顔で卒部試合を終える①

ラグビー 2019.02.03

 八幡山グラウンドに多くの笑い声が響いた。例年通り1年生戦から3年生戦まで行われた福田健太主将(法4=茗溪学園)率いる福田組の卒部試合。最初の1年生戦では喜多川俵多主務(政経4=六甲)のトライを皮切りに、BK陣でのモールトライや古岡奈緒マネジャー(政経4=明大明治)の自陣からの独走トライなど通常では見られないプレーが披露され、会場は大いに盛り上がった。1年生戦と2年生戦で勝利した福田組は、続く3年生戦でガチンコ対決に。5―10とリードを奪われるが、全員モールから抜け出した古岡マネジャーが再びトライ。最後は福田主将がコンバージョンを決め1210で勝利を挙げた。

 試合後は福田主将から保護者やファンに向けて「日本一になれたのもみなさんの支えがあったおかげ」と感謝の言葉が送られた。紫紺の歴史に新たなページを刻んだ4年生は笑顔で八幡山から巣立っていった。


[清水康佑]


卒部試合の写真はこちら


以下、4年生のコメント

福田健主将

――最後の卒部試合を終えた感想をお願いします。
   「本当にたくさんの方々に見てもらえて、明治として試合に出ている選手として選手冥利(みょうり)に尽きるのではないかと思います。最後に優勝という形で有終の美を飾って終えることができたので、自信を持って紫紺のジャージーを脱いで、次に向かって頑張って行けたらなと思います」


――今年1年を振り返っていかがでしたか。
   「1年を通じて本当にいい経験をしたなという印象がありますね。悪いときもいいときも自分たちでチームをつくってここまでこれたので、22年ぶりに優勝を明治に持ち帰ることができたのはキャプテンとして最低限の仕事ができたかなと思います」


石井雄大(政経4=国学院栃木)

――今年を振り返って思うことはありますか。

 「4年生の結束が一番大事だと思うので、今年は結束があってチームが一つになれたから優勝できたと思います。試合に出られない4年生が練習で悔しい思いとか出してもしょうがないので、何ができるか自分で考えてやり切れたから、メンバー外の他の学年もついてきてくれたと思います。次の学年は追われる立場になるので今年よりも難しい戦いになると思います。追われる身として今年の代で得たことを生かしてほしいです。次のステップでもラグビーは続けます。この1年で得たことがすごく大きいので、それを生かして社会人でも頑張りたいです」


井上遼(政経4=報徳学園)
――今の気持ちを教えてください。

「紫紺着れるの終わっちゃったなというか、寂しい気持ちもあります。次に向けてここから切り替えてチャレンジしていこうかなと思います」


――優勝して周囲の反応はいかがでしたか。
「『ありがとう』といった温かい言葉や、今日もたくさん『良かったよ』という声をいただいて、明治は愛されているチームだなと思いました」



祝原涼介(情コミ4=桐蔭学園)

――今日の振り返りをお願いします。

  「同期とこうしてラグビーをするのも最後だし、日本一になってみんなでラグビーが出来るうれしさを実感しました。4年間の紫紺の重みを感じることもできましたし、後輩とも試合ができて、来年に向けてバトンを渡すことができてよかったです。来年も優勝に向けて頑張ってほしいです」

 

――今年1年はどんな年でしたか。 

  「優勝したあとは余韻がありましたけど、今はだいぶ収まって、4年生はみんな次のステップを歩むのでそこに向けて切り替えていっています。秋からは大五(笹川・政経3=明大中野)も出てきて、フィールドプレーを頑張る意識を心がけるようになりました。いろいろな人に刺激されたいい1年でした」


大塚健太郎(商4=佐賀工)

――4年間の振り返りをお願いします。

「最高な気分です。今日で紫紺のジャージーが最後でその最後の4年生で着られなかったのは悔しいです。この悔しさを次のステージで生かしていけたらなと思います。今後は周りから信頼される選手になりたいので、そのためにもこの悔しさをバネにして頑張っていきたいです」

 

忽那鐘太(文4=石見智翠館)

――今日の試合の感想をお願いします。

「毎年4年生を送り出していますけど、今年が一番面白かったです。思い入れがあるというか、ワイワイしている時が楽しかったです」


――4年間で印象に残っていることはありますか。

「3年生の時の明早戦ですね。2年生の時に前十字靭帯(じんたい)を切ったんですけど、それから3年の夏に復帰して、試合でPG(ペナルティーゴール)を決めることができたのが一番印象に残っています。ラグビーをしていて諦めずにやって良かったなと思います」


小宮カズミ(文4=目黒学院)

――4年間の振り返りをお願いします。

「ラグビーも頑張りましたけど、一番やったことはみんなに英語を教えたことですね。4年間で上手くなっている人と、そうじゃない人がいるので、もう少しだけ英語を教える側で頑張れば良かったと思います」


――この4年間で印象に残っていることは何ですか。

「今日の試合です。一番辛かったし、一番学ぶことが多かったです。紫紺のジャージーとお別れすることはさみしいと思います。仲間もいなくなるのはさみしいです。次もトップリーグだから大変だと思いますけど、頑張って1日でも早く、試合に出られるようにします」

 

齊藤剣(政経4=能代工)

――4年間はどんな年でしたか。

 「僕は弱小校出身なので、受け入れられるか心配だったんですけど、受け入れてくれた仲間がいて、後輩たちもしっかり付いてきてくれたので、4年間やりきれたと思います。そう考えるといい選択をしたなと思います。印象に残っているのは1年生の頃の準備ですね。技術的には周りより全然低いので、仕事でどれくらいアピールできるかだったので、一番の思い出ですかね。今日で紫紺のジャージーとはお別れなので寂しいですが、今度はトップリーグのチームでプレーを続けるので、誇りを持ってプレーしたいです」


外岡悠太郎(商4=国学院久我山)

――今の気持ちを教えてください。

「3年間ずっと先輩たちを送ってきたんですけど、いざ自分たちが送られる立場になって、4年間あっという間で感慨深いものがありました」

 

――この4年間はどんなものでしたか。

「ラグビー選手としてはあまり試合に出られなかったことが多かったですが、出られなくてもチームのためにやれることがないか考えました。試合に出られない人間の気持ちも痛いほど分かって、どの立場になってもやれることはないかと、特にラストイヤーはそう思えるようになりました」

 

髙橋汰地(政経4=常翔学園)
――卒部試合を振り返っていかがですか。

 「ケガしていなかったら3年生と最後真剣にやりたかったんですけど、写真もたくさん撮ったりできたし、見ていて楽しかったです」


――この4年間を振り返ってどんな大学生活でしたか。
「ラグビーの面ではとても成長させてもらいました。ラグビーに対する自分の考え方であったり、スキルの面でもそうですし、どれ一つ取っても明治を選んでよかったなと思います」


土井暉仁(政経4=常翔学園)

――4年間の振り返りをお願いします。

「個性豊かでやるときはやるという選手が多い中で私生活の面もラグビーの面も充実した4年間でした。朝練が一番印象に残っています。早く終わるのはよかったので、嫌いではなかったですが、この時期になると寒かったので起きるのはきつかったなという思い出はあります」


――日本一になってから感じたことはありますか。

「目標にはずっと掲げていましたが、自分たちが本当に日本一になって初めて身に感じました。なってみないと分からない良さがありました。これからも社会人で続けていくのでチームにヒットするのも目標ですし、チームの目指すことを遂行できるような選手になりたいです」



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