一進一退の攻防を制し、東海大相手に貴重な勝ち星/関東大学リーグ戦

 息詰まる熱戦となった今日の試合。明治は見事、1部上位常連、東海大相手に貴重な白星を挙げた。また春の大会、エース金丸主将のケガによる不在などで勝ち星の無かった明治にとっては、貴重な今期初勝利となった。

 「リーグ戦の初戦で自分以外の人に攻めさせようとして、リズムに乗ることができなかった。これではまずいと思って今日は1クォーター目から自分が攻めようと心掛けた」(金丸主将・政経4)と1クォーター目から金丸主将を中心に得点を量産。相手に対するスリーツーのゾーンディフェンスも効果的に効き、明治は26-15と1クォーター目、10点差以上の大きくリードを奪った。

 2クォーター目に入ると、東海大も反撃に出る。明治のミスを逃さず、次々にシュートを決め、2クォーター開始5分には11点あった点差が3点にまで縮まっていた。しかし、今日の明治はここからが強かった。追いつかれそうになっても、相手を突き放す。金丸主将、若林(商4)が連続3Pシュートで点差は再び9点差へ。「センターがリバウンドをしっかり取ってくれたから、自分もチャンスの場面でシュートを打つことができた」(若林)と4年生がチームをプレーでけん引。東海大も強豪の意地を見せ、2クォーター残り2分9秒に再び1点差に迫る。一進一退の攻防を呈した。

 後半3クォーター目に入っても、抜きつ抜かれつの試合展開は続く。相手にバスケットカウントを取られる場面が目立ち、流れを持っていかれそうになるも、金丸主将を中心にデフェンスカットからの速攻で連続得点を挙げる。駒水(政経4)、加藤(法2)もインサイドリバウンドの強い相手に対し、互角の戦いを見せ、相手に対して容易にセカンドチャンスを与えない。相手のミスを誘い、逆転を許さず55―55の同点で最終クォーターへ。

 迎えた最終クォーター、ここでも要所で金丸主将、若林が3Pシュートを決め、チームを引っ張る。これに鼓舞されるかのように田村(政経3)、加藤がシュートを決め、チームは盛り上がりを見せた。試合終了残り20秒、明治3点リードの中、東海大1年生エース田中(東海大)に3Pシュートを決められ同点。残り2秒、やはり勝負を託されたのは、絶対的エース金丸主将だった。「ガードから早めにボールをもらって単発にシュートを打つのではなく、じっくりギリギリの時間帯で自分がボールをもらおうと思っていた」(金丸主将)。どんなに苦しい体制でもシュートを決める頼もしい存在が貴重な2点を挙げ、試合をものにした。

 「ファーストブレークを出させない。相手に対して、簡単にhigh・lowでボールを回させないようになど、気をつけていたことが今日の試合でできたことが良かった。先週法政相手に50本以上リバウンドを取っていた東海相手に負けないくらいリバウンドが取れていたことが収穫。今日はゾーンディフェンスが効果的に効いていたが、明日は相手も対策を練ってくるはずなので、また新たなことにチャレンジしていきたいと思う」(塚本ヘッドコーチ)。今日の勝ち星は大きい。この接戦をものにする強さを証明した明治。リーグ戦優勝、上位入りを目指し、明日も熱戦を期待したい。

[中原靖子]

選手のコメント

金丸主将
「今年の明治はディフェンスからリズムをつかんでいくチーム。ディフェンスが機能するようになれば、流れはくる。明日は相手のディフェンスももっと厳しくなってくると思うが、海外のチームと戦ったノウハウを生かして攻めていきたい」

若林
「チームの雰囲気はいい。先週の青学戦で負けても下を向かずに、相手に対してチャレンジする気持ちを持って戦っていかないと駄目だと思った。今日は、言われたことができたところと、できなかったことがあったので、今後はできなかったところを修正していきたい」

田村
「青学戦の出だしは良くなかったが今日は良かった。しかし個人としてはすぐにファールを2回し、シュートも入らず消極的になってしまったのが悔しい。今季、リーグ戦に入る前から勝ってなかったので今日の勝利は良かった。明日も今日の勝利に乗っていきたい。明日は個人としてはもっと点を取る」

佐藤(卓・法3)
「今日は2クォーターの出だしが良くなかった。それさえ良ければもっと良かった。事前にビデオを見て東海大はインサイドが強いと思ったので、そこをどう守るか、どう攻めるか対策した。自分たちは実力的にはまだ他の1部チームに比べたら下。チャレンジ精神を持って明日も挑戦したい」
 
駒水(政経4)
「大事なところでキャプテンが決めてくれたから、良かった。東海大はインサイドが強いと思っていたので、頑張った。明日は逆サイドのカバーや、ノーマークの3Pなどを打たせないようにもっと気を配っていきたい」

日時 試合 対戦相手 場所 結果
◆第86回関東大学バスケットボール1部リーグ戦日程◆
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9月4日(土) 14:20~ 第3試合 青学大 専大生田体育館 ●47―80
9月5日(日) 14:20~ 第3試合 青学大 青学大相模原体育館 ●86―95
9月11日(土) 11:00~ 第1試合 東海大 青学大相模原体育館 ○76―74
9月12日(日) 11:00~ 第1試合 東海大 青学大相模原体育館 ○93―71
9月19日(日) 17:40~ 第5試合 日大 代々木第二体育館 ●71―76
9月20日(月) 17:40~ 第5試合 日大 代々木第二体育館 ●49―66
9月25日(土) 15:40~ 第4試合 慶大 秦野市総合体育館 ●66―87
9月26日(日) 16:00~ 第4試合 慶大 明大和泉体育館 ●80―91
10月2日(土) 14:40~ 第2試合 法大 つくばカピオ ○83―69
10月3日(日) 13:40~ 第2試合 法大 つくばカピオ ○79―53
10月9日(土) 11:00~ 第1試合 拓大 専大生田体育館 ○83―79
10月10日(日) 11:00~ 第1試合 拓大 代々木第二体育館 ●68―78
10月16日(土) 12:40~ 第2試合 中大 代々木第二体育館 ○71―48
10月17日(日) 12:40~ 第2試合 中大 代々木第二体育館 ○58―56
10月23日(土) 11:00~ 第1試合 専大 青学大相模原体育館 ●75―85
10月24日(日) 11:00~ 第1試合 専大 明大和泉体育館 ●54―61
10月30日(土) 12:40~ 第2試合 筑波大 専大生田体育館 ●46―62
10月31日(日) 12:10~ 第2試合 筑波大 戸田スポーツセンター ○84―65