日韓親善試合で意識の差を痛感/日韓親善国際バスケットボール定期戦第40回記念大会
(6・1)
1戦目は相手のゾーンディフェンスに苦戦。序盤から相手の強い当たりに終始圧倒され、なかなか思うようなプレーをさせてもらえない明治。リバウンドも相手センターに奪われる場面が目立つ。田村(政経3)や佐藤(卓・法3)を中心に攻める。2クォーター目には目(政経1)、森山(営1)、西川(情コミ1)などの1年生を多く試合に投入。なかなか前に向く姿勢が見られず、シュートを決めることができない。前半を34-40と6点差劣勢で折り返した。
後半も流れはそのまま、じわじわと点差を付けられ64-73で試合を終えた。
(6・4)
2戦目は1戦目と違い、相手のゾーンディフェンスに対してしっかり対処。この日も田村と佐藤(卓)の3年生コンビがチームを引っ張り、得点を重ねていく。1クォーター目を23-22の1点リードで終える。2クォーター目に入り、相手ディフェンスも厳しくなる。さらに相手シュートも決まり始め、流れを持っていかれそうになるも、要所で田村が3Pシュートを決めるなど踏ん張りをみせた。
後半になっても一進一退の攻防は続く。ドラマは最終クォーターに待っていた。明治は最終クォーター残り6分、逆転に成功する。その直後に佐藤がデフェンスカットから一気にゴールへ向かいシュートを決め3点差。このまま明治が引き離しにかかるかに見えた。しかし、韓国・高麗大もタイムアウト直後に意地を見せ、連続得点を挙げる。ここで明治はまた6点差をつけられてしまう。しかし、秋(商3)が交代の起用に応え貴重な3Pシュートを決める。続けて佐藤のドライブインで1点差まで追いついた。ギャラリーで見ていた観客たちもかたずをのんで試合の行方を見守った。そして、相手のフリースローが2本とも決まり、また3点を追う形になった明治。このまま終了かと思われたが、残り22秒の場面で田村の放ったボールはきれいな放物線を描き、ゴールに吸い込まれ、同点へ。ベンチの盛り上がりも最高潮に達した。このままの勢いで逆転したかったが、再びファールで相手にフリースローを与えてしまい、2点差をつけられてしまう。そして、シュートチャンスを決め切れず、無情にも試合終了のブザーが鳴り響く――。70-72惜しくも2点差で勝利を挙げることはできなかった。試合内容が競っていただけに悔しい敗戦となった。
秋に行われる1部リーグ戦ではこのような競ったゲームが続くことは必至。このような接戦をものにできる強さを持ってもらいたい。「8月19日から明治が韓国に行って試合をするので、リーグ戦前の最終調整として、韓国の大学相手に勝負してきたい」(塚本ヘッドコーチ)。貴重な海外の大学との試合は選手たちにとって良い刺激となった。
選手たちのコメント
田村
「韓国はシュートの確率が良いし、体つきも違った。1試合目よりも2試合(相手の)ゾーンディフェンスに対処できたかなと思う。ゲームに出ているメンバーが3年生以下の下級生中心だったので、自分がチームを引っ張る気持ちで今後の試合にも挑んでいきたい。前半はシュートが入るようになったが、後半疲れてきたときのシュート確率を高くしていきたい」
佐藤(卓)
「韓国はゴール下の強さや、ボールに対する気持ちの面での必死さが違った。2試合目は韓国のゾーンディフェンスに対応できたと思う。ガードを任されるようになって、3年だけどしっかり声を出してチームを引っ張っていきたいと思う。今年は、いい試合をしても勝てていないので、今後は勝ちにこだわる試合をしていきたいと思う」
加藤
「韓国はフィジカルが強かった。明治にはいないセンターだったが、1部の東海や青学には、もっと強いセンターがいると思うから当たり負けしないようにしていきたい。リバウンドに関しては、飛び込んで跳ね返ったボールをしっかりキャッチできるようにしないといけないと思った。今後は、少ないシュートチャンスの中でいかに確率を上げていくか、フィジカルを強化してコーチの指示にアジャストしたプレーをできるように日ごろの練習から努力していきたい。」
目
「韓国は気持ちが強いと思う。相手はマンツーディフェンスだったら、ゾーンディフェンスだったらと、自分たちと考えていることが違うところがあるのでいろいろと気付かされることがあった」
森山
「外国の選手と試合ができるのは貴重な体験だし、違った文化の中でバスケをしている人たちなので勉強になる。3Pシュートの確率とかが高いし、日本以上に気持ちが強い。こういった意識の違いについても見習っていきたいと思った」
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